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「ベジタリアン」はやる気を削ぐ食事方法だった!?

「食」といえば、どうしても「痩せる/太る」あるいは「健康にいい/悪い」の方面で考えがちだが、昨今とみに注目されているのが「食」と「脳」の関係。われわれが日頃食べているものは、言うまでもなく脳のエネルギー源でもある。ダメなモノを食べれば、脳のパフォーマンスが下がるのは当然の話なのだ……。

ベジタリアンな食事がやる気を削いでいた!

★由利淳也さん(仮名・42歳・通信)―― 5年間連れ添った妻と離婚したばかり。自炊のレパートリーは肉無しの「野菜炒め」「焼きうどん」「パスタ」。「体調はすこぶる良好」と言うが……
由利淳也さん

由利淳也さん(仮名)

 昨年の春にバツイチとなり、久しぶりの独身ライフにてんてこまいの由利さん。もともと料理は嫌いではなかったそうで、初々しい自炊男子っぷりを披露してくれたが、どうにも皿の中身が侘しく見えるのは、明らかに肉が入っていないせいだ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1003652 「脂身が苦手なんで、ほとんど肉は使ってません。たまに魚肉ソーセージを入れるくらいですね」  一見ヘルシーに見える、ベジタリアン風の食卓だが、「肉をほとんど食べないのは問題」と指摘するのはアンチエイジング研究の第一人者の白澤卓二氏。 「脳のパフォーマンスを向上させたいのであれば、糖質を控えて、代わりにタンパク質をしっかりとるのがセオリー。脳をコントロールする神経伝達物質や、代謝に必要なホルモンは、みなタンパク質からつくられているんです」  脳の神経伝達物質には“ヤル気”を左右するといわれるドーパミンなども含まれる。離婚して以来、何事にもやる気が起きない……と愚痴る由利さんだが、その原因、離婚だけじゃないのかも。  これに対し、「朝食には納豆をよく食べるし、湯豆腐も夕食の定番」  と由利さんは反論するも、「植物性のタンパク質も大切なタンパク源ですが、残念ながら肉類に比べて吸収効率が悪い。豆腐や納豆だけで一日に必要な量をとるのは至難」と医師の菅原道仁氏は言う。
【菅原道仁氏】

菅原道仁氏

「この方の場合、“炒め物”が多いのも心配ですね。独身男性が作る野菜料理といえば、炒め物に行きつくのは致し方ないのかもしれませんが、サラダ油の使いすぎもまた、脳にはよくないんです」 <ここがダメ!!> ●肉を食べないと頭の働きが鈍る ●植物性タンパク質だけでは不十分 ●「炒め物」に頼るのはNG! ●レパートリーを増やそう 【白澤卓二氏】 ’58年、神奈川県生まれ。日本におけるアンチエイジング研究の第一人者。『体が生まれ変わる「ケトン体」食事法』(三笠書房)ほか著書多数 【菅原道仁氏】 菅原脳神経外科クリニック院長。頭痛、めまい、物忘れ、生活習慣病を中心とした診療を行い、病気を未然に防ぐ「予防医療」の研究に取り組む ― これがバカになる食事だ! ―
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