仏勲章受章 谷口ジロー氏「日本でももっと評価して」

 ロング&ベストセラー『孤独のグルメ』(原作/久住昌之、小社刊)でおなじみの漫画家・谷口ジロー氏が、フランスの芸術文化勲章のひとつであるシュバリエ章を受章した。さっそくお祝いの電話をしてみたところ、「受章といっても、勲記(授章の証書)が送られてきただけで、授章式がどうとかも決まってなくて。だから、実感はないんですけど、やっぱりうれしいですね」と谷口氏。

 谷口氏の作品は以前より海外で高く評価されており、これまでにもフランスのアングレーム国際マンガ祭最優秀脚本賞・最優秀美術賞、イタリアのマエストロ・デル・フメット(マンガの巨匠)賞など、数多くの賞を受賞している。とはいえ、今回はマンガの賞ではなく、広く芸術文化全般を対象とした勲章だけに、谷口氏も格別の喜びがあるようだ。

「こういう名誉ある章をいただくということは、海外で自分のマンガが読まれていて、それが評価されているということでしょうから、すごくうれしく思います。できれば、日本でももっと評価していただければ(笑)」

 いやいや、国内でも小学館漫画賞、日本漫画家協会賞、手塚治虫文化賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞など、主だった賞はすべて受賞してるんだから、決して評価されていないわけじゃない。ただ、鳥取県倉吉市を舞台にした『遥かな町へ』がベルギー、ルクセンブルク、フランス、ドイツの共同製作で映画化されたりしているのを見ると、「なぜ日本で映画化されないの?」という疑問は湧く。もっとも、ヘタに映画化したところで原作を超えられないだろうとは思うけど。

 伊能忠敬と思しき男が江戸の町を歩く最新作『ふらり。』も話題。また、SPA!2011年6月28日発売号には、待望の『孤独のグルメ』新作が登場する。“世界の巨匠”谷口ジローが生み出す作品群から、今後も目が離せない。

孤独のグルメ 【新装版】


遥かな町へ (ビッグコミックススペシャル)


ふらり。 (KCデラックス)


取材・文/新保信長

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