ティッシュ配りがサボってないか監視するバイトがある!? バイト芸人・前野の珍バイト体験談

クロスバー直撃・前野悠介

派遣会社から来る仕事は珍バイトのオンパレード

 下積み生活の長い芸人の世界ではアルバイトは命綱。なかでも「クロスバー直撃」のボケを担当する前野悠介氏は数々の珍バイトをこなしてきたまさに“キング・オブ・バイト”芸人だ。

「初めてバイトしたのは高校1年生。それから今まで81個のバイトをやってきました。バイトの紹介は基本、派遣会社か求人誌。ただ、現場に行くまでは細かい仕事内容はわからないので珍バイトに出合う確率が高くなったんです」

 そんな彼にこれまでの珍バイトを振り返ってもらった。

「相方と一緒に行った熊本への出張バイトもよく覚えてます。家電量販店の前で電動髭剃りの実演販売をするというものだったんですが、髭剃りの販売なので実演は一発勝負。僕と相方、それにスタッフの人がやったらそれでおしまい。開始すぐに実演できる髭が尽き、呆然としました。あとはキャバクラでキャバ嬢がトイレに行って手を洗う時にドレスの袖についたフリンジが濡れないように横から支えるバイトも。ほかにもマグロの解体ショーでまな板を押さえるバイトや献血所で献血に来た人のスリッパを片付けるバイトもありましたね」

 だが、前野氏は「このバイトはまだまだ序の口です」と語る。

「ティッシュ配りのバイトは印象的。最初はただ路上でティッシュ配りをしていたんですが、そのうちに上から『カラスをやれ』と命じられたんです。“カラス”とはティッシュ配りがサボっていないかを見つける監視役。時給はそれまでのティッシュ配りの時給から100円アップの1150円でした」

 それでも真面目にカラス業に精を出し続けた前野氏。すると更なるポジションを用意されたという。

「それが通称“フクロウ”。これはティッシュ配りを監視するカラスがサボっていないかを監視するバイト。これもまた時給も上がって1250円でした。ただ一度だけ魔が差してマンガ喫茶に行ってフクロウ業をサボってしまったんです。そしたらすぐにクビと言われて。なんでバレたんだと思ってたら、どうやらフクロウを見張る通称“バードウオッチャー”が僕を監視してたようなんです」

 バイト芸人と知られるようになった今でも珍バイトは続けているという。

「今は工場のバイトをしています。仕事内容はベルトコンベヤーから流れてくるベーコンを見て、たまに重なって流れてきたベーコンを二つに戻すというものです。あまりに単調な仕事で1時間が4時間ぐらいに感じます。現場ではベーコンが重なっていることを『ジャムる』と言うんですが、一度バイト中に立ったまま寝てしまい、上司に『てめぇ、ジャムってんじゃねえか!』と怒られたこともあってまったく気は抜けません」

 現在の悩みも芸事よりももっぱらバイトのようで。

「バイトは大体3つぐらい掛け持ちしてるのでスケジュールの管理が大変。寝る暇もありません。正直、お笑いよりもバイトのほうにマネジャーが必要です」

【前野悠介】
’04年、渡邊孝平とコンビを組んで「クロスバー直撃」を結成。大阪を拠点に、よしもと漫才劇場など出演中。道頓堀ZAZAにて自主ライブ「CHOKU×CHOKU」をほぼ毎月開催

― [ナゾな求人]に応募してみた ―

橋本マナミ&峰なゆか。セクシー美女の渇きを潤す理想の男とビールとは?

橋本マナミ&峰なゆか。セクシー美女の渇きを潤す理想の男とビールとは?
sponsored
◆別れた男と再会したとき「やっぱり忘れられない……」と言われるとグッとくる(橋本マナミ) 「私は基本的に年上の男性が好きなんです。40代、50代の男性…

連載

ばくち打ち/森巣博
番外編その3:「負け逃げ」の研究(21)
メンズファッションバイヤーMB
「ユニクロU」の絶対に買うべきベスト3を発表【発売前レビュー】
山田ゴメス
「紅音ほたる急逝」から真剣に考える、AV女優はなぜ短命なケースが多いのか?
オヤ充のススメ/木村和久
キャバクラか風俗か――。人生最大の問題に終止符を
フミ斎藤のプロレス講座/斎藤文彦
“レッスルマニア11”の主役はだれだ?――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第185回(1995年編)
英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅
「パソコンもカメラも買い直すしかない」――46歳のバツイチおじさんはインドのシリコンバレーを目指した
原田まりる
尾崎豊で意気投合し、タクシー代がタダになった夜
大川弘一の「俺から目線」
もう、アリンコになってしまいたい――連続投資小説「おかねのかみさま」
プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」
「婚活宣言」したら44歳オヤジのモテ度が100倍になった!プロギャンブラー直伝“婚勝”シリーズ第4弾
フモフモ編集長の今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪
東京五輪でチケットなしでも“絶対生観戦できる鉄板競技”とは?
おじさんメモリアル/鈴木涼美
「顔じゃなくて知性で女を選ぶ」男の無知性
僕が旅に出る理由 in India/小橋賢児
北インド秘境で「宇宙に住んでいる」と実感した——小橋賢児・僕が旅に出る理由【最終回】

投稿受付中

バカはサイレンで泣く 投稿受付中
佐藤優の人生相談 投稿受付中