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変幻自在の女優・森川葵「もし今死んだとしても後悔は絶対に残らない」

 森川葵は、今まさに旬な女優の一人だろう。年初めは、月9初出演となったフジテレビ系ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で恋心に素直に行動し、恋仲をかき回す役を演じた。4月からは笑福亭鶴瓶が司会のTBS系トーク番組「A-studio」の8代目アシスタントMCに抜擢。そして6月25日には、清楚なヒロイン役を務めた映画『TOO YOUNG TO DIE! -若くして死ぬ』が公開に。変幻自在な役柄で見る者を魅了し続ける女優・森川葵の素顔とは――。 森川葵――主演の神木隆之介さん演じる大助に対して、バスの中で思わせぶりな態度を見せる役ですが、森川さんも恋愛では思わせぶりな態度をとるタイプ? 森川葵(以下、森川):思わせぶりな態度をとる相手がいません(笑)。ひろ美は思わせぶりというよりも、はっきり素直になれないんだと思います。わたしは神木さんとのシーンがほとんどだったんですが、ゆるい感じの雰囲気で楽しく撮影させていただきました。神木さんは優しかったです。2歳しか変わらないのに、落ち着きがあるし、身を任せてしまうような包容力がある方ですね。 ――ひろ美はフルートを吹きますが、森川さんも楽器はやっていた? 森川:フルートを演奏するシーンがあるので、その練習もしましたね。中学のときに吹奏楽部に入っていたんですが、やってた楽器は全然違うんです。でも、フルートはずっとやってみたいと思っていて、そしたら今回はフルートを吹く女の子の役だったので、いいタイミングでフルートの練習できてうれしかったです(笑)。 森川葵――音楽がテーマの映画でもありますが、普段から音楽は聴いている? 森川:全然聴かなかったんですよ、音楽を。でもこの前ライブに行って、そこで音楽と触れ合って。音楽が好きじゃないというか、そんなに自分の人生の中で必要がないかもしれないって思ってたんです。でも、必要がないわけじゃなくて、触れる機会がなかったから「いいな」って思うものに出会ってなかったんだなって気づいて、最近は少しずつアルバムを借りて聴いてみたりしてますね。 ――森川さん演じるひろ美が大人になってからの役は宮沢りえさんが演じておられますが、現場で宮沢さんとお会いしましたか? 森川:会ってないです。でも、宮沢さんとは昔、親子の役で共演したことがあって、今回は何年後かの自分という形での宮沢さんだったんで、「ちょっと似てるところがあるのかな?」って考えたんですけど…「わたしにあんな美しい女性の要素はないしなぁ」と思いつつ(笑)。宮沢さんにお会いしたときは「力強い女性だな」って思いました。強さとオーラを感じました。将来的には、わたしも力強さも兼ね備えた、自分でやっていける、しっかりとした素敵な女性になりたいです。 ――森川さんにとって天国のようなひととき、地獄のような瞬間は? 森川:好きなのは、やっぱり食べること。ふらっと入った店で美味しいものを食べられたら「幸せだなぁ」って思います。最近は、意外と「食べログ」とか気にしちゃいますね(笑)。最近はハンバーガーにハマって、いろいろお店を探してます。そんなにお店は行ってないんですけど。つらいのは、夜の12時を過ぎてから。家にいたら大丈夫なんですが、友達と遊んでても仕事をしてても、眠たくなっちゃうし、早く寝たいからちょっと地獄です(笑)。 森川葵――「死んだらどうなっちゃうんだろう」って考えたことはありますか? 森川:あんまり考えないですね。言い方は難しいですが、今も自分の人生を楽しく過ごさせてもらっているので、「別に死んでもいいや」というふうには思ったりもします。もし今死んだとしても、「これができなかったから」という後悔も絶対に残らない。「どうしても人生でこれがやりたい!」ということがあるわけではないので、そこで終わるなら「そういう人生だったんだな」って終われます。
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