7人制ラグビー女子日本代表・サクラセブンズ【選手一覧】

 ラグビーW杯でのジャパンの大躍進により、昨年来、空前のラグビーブームが起こっている。だが、ラグビーをやっているのはなにも男子選手だけではない。現在、にわかに注目を集めているのが、7人制(セブンズ)ラグビー女子日本代表、通称“サクラセブンズ”だ。今夏のリオ五輪から正式種目となる7人制ラグビーでは、男子とともに、その女子も出場する。

日本ラグビーフットボール協会HP

日本ラグビーフットボール協会HPより

サクラセブンズの主なメンバー


竹内亜弥 (アルカスクイーン熊谷) 29歳 167㎝ 68㎏ FW
岐阜県出身。高校まではバレーボール部。京大文学部卒業後、新潮社入社と同時にラグビーを始める。’13年2月に代表デビュー。ポジションはプロップ。’14年から休職し、「リオが終わるまで」ラグビーに専念中

横尾千里 (東京フェニックス) 23歳 164㎝ 59㎏ FW/BK
小1でラグビーを始める。国学院久我山高時代は中学ラグビー部で男子部員と練習。スピードに乗ったタックルが武器。祖父の正人さん(故人)は明大OBで、元日本ラグビー協会事務局長。早大を経て、’15年から全日空勤務

冨田真紀子 (世田谷レディース) 24歳 170㎝ 68㎏ FW
岡山県生まれ千葉県育ち。跡見学園中3年から本格的にラグビーを始め、早大国際教養学部から’14年フジテレビ入社。父・隆示さんは,82年度の関西学院大ラグビー部主将、姉・彩紀子さんは’15年ミス・ユニバース・ジャパンのファイナリスト

鈴木陽子 (アルカスクイーン熊谷) 22歳 150㎝ 54㎏ BK
身長150㎝と小柄だが、初速のスピードとステップの切れ味は日本最強。横浜市汐入小5、6年と全国小学生タグラグビー大会を主将として2連覇した伝説のラガール。恐竜好きでオフは博物館に通う。立正大社会福祉学部4年

大黒田裕芽 (アルカスクイーン熊谷) 21歳 155㎝ 62㎏ BK
千葉県出身。身長155㎝と小柄ながらスピードある突破でサクラセブンズの切り込み役を担う。’14年夏に左ひざじん帯断裂の重傷を負ったが、見事復活した。予選の香港大会ではMVPに選ばれる活躍。立正大社会福祉学部3年

加藤慶子 (世田谷レディース) 27歳 162㎝ 61㎏ FW/BK
’07年、法大1年時に女子セブンズ日本代表に初選出。豊富な運動量でどこにでも現れるプレースタイルから“ゾンビ”の異名も。’12年4月に入社した三菱重工業では営業職を経て、福利厚生などの業務を担当する

鈴木彩香 (アルカスクイーン熊谷) 26歳 168㎝ 64㎏ FW
小3でタグラグビーを始め、翌年、本格的にラグビーに転向。中学時代はラグビーを続ける傍ら陸上部にも所属し、100mハードルで県大会優勝。ケガなどもあり、一時代表から離れていたが、一昨年復帰。関東学院大学、立正大学大学院を経て現在は立正大学職員

兼松由香 (名古屋レディース) 33歳 160㎝ 62㎏ BK
愛知県出身。5歳でラグビーに出合い、中高はラグビー部がなくソフトボール部に所属。スピードとキックが武器。チーム唯一の既婚者で8歳の娘を持ち、チームメートから「ゆかあさん」と呼ばれることも。愛知教育大卒業

桑井亜乃 (アルカスクイーン熊谷) 26歳 171㎝ 67㎏ FW
北海道幕別町生まれ。帯広農高では2年時に国体で円盤投げ5位入賞。中京大卒業後に本格的にラグビーを始め、,13年1月に日本代表初選出。自慢は前への突破と持ち前のパワーを生かして相手ボールを奪う“ジャッカル”。現在は埼玉県熊谷市の百貨店「八木橋」に勤務

小出深冬 (アルカスクイーン熊谷) 20歳 165㎝ 57㎏ BK
予選参加メンバーでは最年少の20歳。小2でタグラグビー(ひもをつけて行うラグビー)を始めて、中学時代は陸上部。東京学芸大で生涯スポーツを学ぶ2年生。背筋をピンと伸ばし、自慢のステップでの見事な突破はチームメートから“勇者モード”と呼ばれている

中村知春 (アルカスクイーン熊谷) 27歳 162㎝ 64㎏ BK
埼玉県出身。小学校から法大までバスケットボールを経験。電通東日本入社後にラグビーを始め、半年後の’11年秋には代表入り。’12年夏から主将を務め、現在、仕事は休職中。豊富な運動量とリーダーシップで「アニキ」と慕われる

山口真理恵 (ラガール7) 26歳 159㎝ 58㎏ BK
横浜市生まれ。小4でタグラグビーに出合い、中学時代は陸上200mで県の強化選手。高2で日本代表に初選出。高校卒業後はニュージーランド留学などを経て、OLと二足のわらじを履いていたが、昨年よりプロに転向。50m6秒6の俊足

★7人制ラグビーとは?
グラウンドは15人制と同じサイズで、1チーム12人で、試合は7人で行う。フォワード3人、バックス4人で編成し、交代は5人まで。試合は前後半7分ハーフ(15人制は40分)で、大会の決勝のみ10分ハーフで行うことが多い。一日に2~3試合をこなすのが通例。基本ルールは15人制とほぼ同じだが、スクラムを3対3で組むほか、少ない人数で広いスペースをカバーするため、15人制に比べてスピードや持久力が求められる。

取材・文/栗原正夫 撮影/佐野美樹 再構成/SPA!編集部
― 7人制ラグビー女子日本代表[サクラセブンズ]の素顔 ―

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