1000円以下!安くて旨い駅弁を探せ【第51回大会実食レポ】

 3連休は大盛況で売切れの駅弁が続出していた、現在新宿の京王百貨店で行われている「第51回元祖有名駅弁とうまいもの大会」。駅弁好きの間でもよく議論されていることだが、この大会に並ぶ駅弁の「値段が高い」ということがある。

 軒並み1000円超え、注目の対決弁当や、一部の弁当は2000円に近づこうかというまさに「駅弁バブル」。実際に現地に行って買えば、この何十倍の予算が掛かるのだが、一部のマニアはこうした駅弁を“K点越え”などと呼び、日々お財布との戦いとなっていることを自虐的に語っている。

 しかし、この大会では1000円以下の駅弁も多数出品されている。そんな財布に優しく、記者が舌鼓を打った絶品の「リーズナブル駅弁」をご紹介したい。

鶏めし弁当の雄が新たに開発した「鶏めし弁当」


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「から揚げ鶏めし」

 70余年の歴史を誇る名物駅弁「鶏めし弁当」(880円)をつくる調整先が新作を開発。その名も「から揚げ鶏めし弁当」(秋田県 奥羽本線 大館駅/650円)が実演販売されている。「鶏めし弁当」も880円と価格、味とも優等生だが、それより230円も安い650円! いつも駅弁大会で最安値を誇っていた「いかめし」が650円に値上げされたこともあって、その優等生ぶりが際立ってくる。

 内容は2種類の鳥のから揚げ。白髪ネギがトッピングされたムネ肉が2コ。備え付けの甘辛いタレを掛けていただく。存在感を誇る、骨付きの手羽先から揚げは懐かしいチューリップ型で、ピリ辛の味付け。2つの味でから揚げが楽しめるとは、さすが老舗の技。

ピリ辛のチューリップが美味!

 ご飯は「鶏めし弁当」と同じ、鶏肉の煮汁で炊いたものに、そぼろ状の卵を載せた「定番のスタイル」。ふっくらと柔らかく甘いご飯が実に美味しい。ネギ塩風味のタケノコの漬物がアクセントとして効いてくる。これで650円は安すぎる!

地元でも瞬殺。「至高ののり弁」を味わう幸せ


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「海苔のりべん」

 地元・郡山の売店がオープンするや30分で売り切れ、東京駅の駅弁コーナーでも瞬殺と言われる“超人気駅弁”「海苔のりべん」(福島県 東北本線 郡山駅/900円)も実演で販売されている。

 三陸海岸産の海苔の下にはそばつゆで炒ったおかかの厚い層が横たわる。ご飯をめくるとさらに海苔が隠れているという、サプライズ。

 おかずは、塩鮭、玉子焼、えびいも、にんじんの煮物、かまぼこ、漬物と“ド定番”。しかしハラミを使った塩鮭はふっくら。しっかりとした塩っ気にご飯が進む。玉子焼きもしっとり甘く、懐かしい味なのだ。のり弁で900円は割高か? と思ってしまったが、ひとつひとつが丁寧に作られており、いままで食べたことのないほど旨く、のり弁の概念が覆される逸品となっている。

(注)「から揚げ鶏めし」「海苔のり弁」は13日(水)午後5時までの実演販売

[番外編]駅弁発祥の地、130年前の駅弁が復刻


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「汽車辨當」は竹の皮に包まれている

 1885年の宇都宮駅で、握り飯2個を5銭で売っていたのが駅弁の走りというが、これはその復刻版。「汽車辨當」(栃木県 東北本線 宇都宮駅/450円)。

握り飯2コ、たくあん2切れ。130年前につくられた”元祖駅弁”

 竹の皮の包みを開けると、握り飯2個に漬物2切れが登場。ごま塩がふられた固めのご飯(これも忠実に再現したか?)のなかには梅干しのみ。握り飯2個で450円は賛否両論あろうが、130年前の旅情に思いを馳せながら食べるにはうってつけ駅弁だろう。

 探せば1000円以下の駅弁はまだまだある! 駅弁記者は明日以降も会場に出没し、注目の味、隠れた逸品、珍品をレポートします!

【第51回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会】
1月7日(木)~19(火)
京王百貨店新宿店7階大催場
午前10時~午後8時 ※13(水)は午後5時、20(水)は午後6時閉場
http://www.keionet.com

取材・文・撮影/駅弁記者(参加=9年連続14年目)

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