ワインブームを支えた陰の立役者「ラベルホルダー」。世界で最初に開発したのは日本人

「感動をありがとう!」なんて言葉はお約束すぎるが、世界で活躍する日本人を見ると励みになるのは否めない。まだまだ知られていないが、世界に誇るニッポンのナンバーワン中小企業を紹介しよう。

世界で最初に開発!ワインの「ラベルホルダーNAO」


 店でワインを頼むとき、リストを眺めてもわからず、困ったことはないだろうか。ソムリエに聞いてやっとの思いで注文した味に感銘を受け、いざ同じものを買おうと思っても、名前が思い出せないこともあるだろう。

世界で最初に開発!ワインラベルホルダー【NAO】

フィルムをボトルに巻き付けて剥がす。

「他の酒に比べ、とにかくワインは種類が多い。ラベルもフランス語、イタリア語など各国の言語表記なので、余計に覚えづらいんです」。NAOの創業者・西尾宗三さんは語る。彼こそが、ワイン愛好家最大の悩みを解決した、ラベルホルダーの開発者だ。

 以前から客のためにラベルを剥がしてくれるレストランはあった。しかし水に20分浸けねばならず、仕上がりもふやけてしまう。ワイン卸しを営んでいた西尾さんは店から相談を受け、効率的なラベルの剥がし方を追求し始める。

「シャンパンラベルは、クーラーで濡れても剥がれない作りなんです。それを剥がせる粘着力のフィルム開発を目指しました。ほかのラベルにも応用が利くからです。また粘着力は強くても、フィルムの厚みが足りないとシワが寄る、かといって厚みを追求すると、剥がすときボトルとフィルムの間に隙間ができて、うまく剥がれないんです。試行錯誤の末、しなやかな素材になりました。台紙のほうは裏面に鉛筆でメモができ、油性ペンも滲まない素材を使っています」

世界で最初に開発!ワインラベルホルダー【NAO】

NAOのラベルホルダーはグローバル、開明株式会社のHPなどから購入が可能

 ’92年発売のラベルホルダーNAO。その発明で、客は記録から主体的にワインを選べるようになった。まさにワインブームを支えた陰の立役者といえよう。

取材・文/古澤誠一郎 廣野順子 鼠入昌史(Office Ti+) 岡野孝次 キンマサタカ 安田はつね(本誌) 撮影/鳥飼祥恵
― [世界一な日本人]を探してみた ―

20~30代女性から大ブーイング!社内評価も下げる‟男のニオイ問題”を素早く解決する方法【PR】

20~30代女性から大ブーイング!社内評価も下げる‟男のニオイ問題”を素早く解決する方法【PR】
 そろそろ梅雨の足音が聞こえてきそうなこの季節。今年も、あの蒸し暑さのなか働かなければいけないかと思うと憂鬱になる人は多いはず。そんな汗ばむ季節に注意…

連載

ばくち打ち/森巣博
番外編その3:「負け逃げ」の研究(3)
メンズファッションバイヤーMB
ユニクロ、ZARA、H&Mに飽きたら「COS」に行こう! 手頃な値段で高級ブランド並みのデザインと質
山田ゴメス
“知ってそうで知らない「キャバ嬢と風俗嬢の違い」――“女”を売って稼ぐ女子たちのホンネ対談
オヤ充のススメ/木村和久
ベッキー70点、舛添都知事20点…気になる方のマスコミ対応評価
フミ斎藤のプロレス講座/斎藤文彦
ホーガンが考える“90年代のホーガン”――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第95回
英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅
「テラスハウスの一員になろう」――46歳のバツイチおじさんはイケメン&美女集団に溶け込もうとした
原田まりる
純潔な弟に風俗で女性経験させようとした姉の話
18歳女支配人・このみんの経営学「私のミカタ」/園田好
『わたし人見知りなんです』と言う女子に思うこと
大川弘一の「俺から目線」
死生観とビジネスの類似性――連続投資小説「おかねのかみさま」
プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」
東京-熊本1163kmを30時間で踏破。12台を乗り継いだヒッチハイクの旅に、世界を6周半した男がトライ
フモフモ編集長の今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪
“東京五輪”なのに伊豆(静岡県)開催の自転車競技を追っかけてみた件
おじさんメモリアル/鈴木涼美
「顔じゃなくて知性で女を選ぶ」男の無知性
僕が旅に出る理由 in India/小橋賢児
北インド秘境で「宇宙に住んでいる」と実感した――小橋賢児・僕が旅に出る理由【最終回】

投稿受付中

バカはサイレンで泣く 投稿受付中
佐藤優の人生相談 投稿受付中