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春夏の「ユニクロ×ルメール」コラボ商品マストバイ3選

メンズファッションバイヤーのMB氏

メンズファッションバイヤーのMB氏。「『オシャレに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第60回目をよろしくお願いします。  昨年10月、ユニクロとルメールのコラボ企画がありました。「ブランドの頂点」といっても過言ではないエルメスのデザイナーを務めたルメールと、世界屈指の生産背景を持つユニクロがコラボしたとあって即日完売品も続出。ユニクロ銀座店ではユニクロ史上指折りの規模で発売前に行列ができるほど。いまだに人気商品はヤフオクで転売されていたりもします。  そんな格安で極上デザインが手に入る「UNIQLO AND LEMAIRE(ユニクロアンドルメール)」が2016年春夏も展開されます。今回がルメールとのラストコレクションになるそうで、前回以上の行列・完売・転売などが予想されます。発売は3月4日ですが、ユニクロ主催の「試着会」に潜入してきましたので、今回は「これだけは買っておいてまちがいない!」というマストバイアイテムを3つ紹介しておきます! ▼「ユニルメ」マストバイ第3位ツイルストライプシャツ(半袖) 2990円(+税) ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1037754 ツイルストライプシャツ(半袖) 2990円(+税) まずはこちら。60年代風のルーズフィットのストライプシャツ。実は2016年春夏からトレンドは「無地」から「柄物」に移行。今までは無地でシンプルなスタイル、いわゆる「ノームコア」が人気のスタイルとなっていたのですが、2016年からは「タッキー(悪趣味な)」というスタイルが海外を中心に出はじめています。「柄物」「悪趣味」と書くとなんだか毒々しい流行を連想するかもしれませんが、なんのことはありません「今まで無地ばっかりだったから、今年からは柄物着ようぜ!」くらいの感覚でOKです。 ツイルストライプシャツ(半袖) 2990円(+税)「柄物」と聞くと子供っぽいイメージがあって、「30すぎた俺にはちょっと厳しいな……」と思うかもしれませんが、ご安心を。今回のコレクションはそういった「柄物トレンドだけど、派手な柄は抵抗がある」という保守的な日本人の感覚を反映しているのか、ストライプのシャツをラインナップしているからです。  このシャツがなんともいいでき。ツルッとしたツヤのあるドレスライクな素材感で大人っぽく、柄物でも子供っぽさを感じさせません。着まわしやすいルーズシルエットではありますが印象的で目につきやすいストライプで縦長のシルエットを強調しているため、ルーズな形でも体型は細く見えます。ボーダーは横長ですが、ストライプは縦長を強調してくれるため、「中年太り」が気になる私のような体型難アリ男性にこそオススメしたいアイテムです。 ▼▼「ユニルメ」マストバイ第2位 エクストラファインコットンブロードコンバーチブルカラーシャツ(長袖) 3990円(+税) ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1037772 エクストラファインコットンブロードコンバーチブルカラーシャツ(長袖) 3990円(+税) 続いてこちら。ブロードのシンプルなシャツですが、素材も形も値段も抜群にいい! まず素材ですがハリとツヤのあるブロードを採用していて、ドレスライクなつくり。3000円~4000円台のシャツにありがちな安っぽいテカリやペラペラ感は微塵もありません。また特筆したいのが「襟」。襟がかなり小さめに設定されていて立たせてもまったく違和感なし。 エクストラファインコットンブロードコンバーチブルカラーシャツ(長袖) 3990円(+税) 写真では後ろ襟だけ立たせています。襟が立つと顔まわりに布がくるので小顔効果を生み出せます。通常のシャツでは襟が大きいため立たせると「ホスト」のような印象になってしまいますが、このくらい小さめの襟なら自然な印象に。また素材も厚さがあるため立たせても「ヘニャッ」となりにくい。 「シンプルで長く使える形のいい白シャツ」はメンズファッションの必携アイテムですが、それが3990円(+税)で買えちゃいます。前回のルメールコラボでもシャツが爆発的な人気で、転売屋が人気カラーを根こそぎ買い占めるなんてことも。こちらも同様に人気が出そうです。 ▼▼▼「ユニルメ」マストバイ第1位 キャンパススリッポン 2990円(+税) ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1037778 キャンパススリッポン 2990円(+税) 第1位はスニーカーです。商品説明会では「6回も作り直した」と言っていましたが、確かに形が絶妙。スニーカーは基本的に「ボテッ」とした丸型が多く、子供っぽい印象を与えます。大人が考えなしにNIKEなどのボリュームスニーカーを合わせてしまうと野暮ったさだけが急激に強調されるのはこのためです。そこで大人が選ぶべきスニーカーは「革靴のような形のもの」がオススメ。ソール(靴底)がスニーカーのように厚手ではなく薄めで、形はやや細めが理想。あまりにもトゥを尖がらせすぎたりするとこれまたホストのように気取った印象になってしまうので、バランスが難しいのですが……このユニクロルメールのスリッポンはそんな絶妙なバランスを突いた秀作。  バレーシューズのようにソールがペタンと薄く、また革靴のようにトゥが細くシャープな印象。キャンバス素材なので伸縮性もあり履き心地も上々でした。商品説明から察するにこのアイテムはユニクロも一番自信を持ってリリースしている感があります。2990円(+税)で大人な印象のスニーカーがGETできます。これは即日完売も有り得るアイテムです。スニーカーだけは4月下旬発売となっているのも、もしかして混乱を避けるためかも???  駆け足で紹介した「ユニクロアンドルメール2016春夏」ですが、毎週配信のメールマガジンではさらに細かく展開しているアイテム全品解説も行っています! 興味ある方はそちらもぜひご参考に。 <取材・文/MB>
MB
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag

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