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自宅を貸し出して安定した賃料収入を。「マイホーム借上げ制度」がひそかに人気

 働き盛りの30~40代は「住宅ローン減税」や「住宅取得等資金の贈与」などを活用しながら、ローンの返済に四苦八苦している。しかし、その世代の両親はすでに住宅ローンを払い終えていて、広い一戸建てに夫婦二人だけで住んでいるという人も多いのではないだろうか。しかも、夫婦二人で一戸建てでは広すぎて、老後でも住みやすいバリアフリーの部屋への引っ越しを考えているケースも少なくない。 自宅を売却することなく「住み替えできる公的制度」がひそかに人気に そんな時代に合わせて、50歳以上のシニアを対象にマイホームを借り上げ、賃料を払ってくれる制度がある。ハウスメーカーなどが中心になって’06年に設立された「移住・住みかえ支援機構」(JTI)が行っている「マイホーム借上げ制度」だ。  マイホームを貸し出すことで安定した賃料収入が得られるだけでなく、自宅を売却することなく住み替えや老後資金として活用できる。貸し出すマイホームは、子育て世代など借りたい人に賃貸住宅として転貸する。住宅を社会の財産として長く活用する時代、こんな制度も検討してみては。
「移住・住みかえ支援機構」(JTI)の「マイホーム借上げ制度」が徐々に注目を集めている

「移住・住みかえ支援機構」(JTI)の「マイホーム借上げ制度」が徐々に注目を集めている

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