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現役極道たちは冥土に行くのも一苦労!? 葬儀場が借りられない現実

 排除条例施行に暴対法の改正と、ここ数年ヤクザを取り巻く環境は一変。社会に背を向けられた現役極道たちの壮絶すぎる生活とは――

冠婚葬祭

「暴力団お断り」を掲げる葬儀組合のパンフレット。

「暴力団お断り」を掲げる葬儀組合のパンフレット。当然、闇で受け入れる業者もある

 人生の晴れ舞台と言われる結婚式。しかし、ヤクザにとっては足かせでしかない。 「ホテルもヤクザには結婚式場は貸さない。関西の大手ホテルではヤクザが出席することも禁止している。もし暴力団員が出席してたとわかればそれだけで逮捕される恐れもある。 まぁ、もともと、ヤクザは結婚式なんてそんなにしないし、出席できないのもご祝儀をケチるええ言い訳にはなる」(50代・3次団体組員)  一方、葬儀はヤクザの華。しかし、かつての色は失われつつある。 「昔はヤクザが死ねば本葬儀という大きな葬式をやっていたが、今はない。葬儀場もほとんどがダメ。今は堅気が経営するヤクザでも使える葬儀場があって、個人名で場所を借りる。 それでも本葬儀はないから、通夜に組員たちがひっそりと弔問して、葬儀は家族と近所の人で営むのが普通だ」(同)  冥土に行くのも一苦労だ。 ヤクザの華だった葬儀も、今はおおっぴらにはできない― ヤクザの主張「俺たちに人権はないのか」 ―
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