黒ギャルという記号を捨てることにためらいはない――18歳女支配人の経営学「私のミカタ」

17歳Hカップ黒ギャル支配人」として日刊SPA!に登場以来、大反響を巻き起こしてきた“このみん”こと園田好(そのだこのみ、18歳)。若くして様々な仕事の経験を経てきた彼女が綴る人生&ビジネス論コラム、日刊SPA!にて連載スタート。

18歳女支配人の経営学「私のミカタ」

「もったいない」と言われ続けてきた


 園田好です。2015年の12月に18歳になりました。初回のコラムなので、ちょっと簡単に自己紹介させて頂きます。

 仙台で育ったわたしは、15歳の頃に上京しました。その後渋谷を拠点に生活をおくり、ガングロギャルが働いているということでテレビ番組にもたくさん取り上げてもらった渋谷のカフェで店長として働き、2015年の夏には秋葉原に拠点を移動。

“このみん”こと園田好 現在は主に、秋葉原の「タレントリゾートカフェ」というお店で支配人として、約20人の女のコスタッフを束ねつつ日々働いてます。おかげさまで、OPENから半年で秋葉原界隈ではかなり高い売り上げを頂くお店になりました。

 気づけば、18歳にして拠点や職場を何回か変えてきたわけですが、その“変えるタイミング”でいつも周囲から言われてきたことがあります。それは、「もったいない」という言葉です。

「仙台には今このみに憧れてるコがいっぱいいるのに、東京に行くなんてもったいない」
「ガングロカフェは今テレビに取り上げられまくってるのに、やめちゃうなんてもったいない」
「渋谷にいたほうがいろいろあるのに、秋葉原に行くなんてもったいない」

みんなそう言うんですが、わたしは現在の状況を変化させようとするときに、「もったいない」という感情をもったことがありません。

現状維持を目指すほうが「もったいない」


“このみん”こと園田好 別のステージにいこうとすることを「もったいない」と言うのはつまり、現状を維持すべき、ということなんだと思います。

 物事がうまくいってるときにそう考えたくなる気持ちはものすごく理解はできるんですけど、単純にわたしは、そっちの考えのほうが「もったいない」と思うんです。

 うまくいった経験やそこで学んだことを全部吸収して、新しいステージにいく。そして、そこでまたいろんなことを学んでいく。少なくともわたしはまだ10代だから、そういう時間の使い方をしないと「もったいない」なと。

 ちょっと激しめに言うと、今に満足しきっている人たちで群れて、なによりも現状維持を最優先に目指すのがイヤなんですよね。それは、遊びでも仕事でも。

 で、こういうことを話すと、年上の方々から「それって続けられないだけなんじゃないの?」と言われることがあります。

“このみん”こと園田好 これについては、わたしはすごく深く考えました。わたしって飽きっぽいのかなぁ、続けられないコなのかなぁって。そういう面が1ミリもないのかといえばそうでもないと思いますが、深く考えて出た結論はひとつ。「舐めるな」ということです。

 わたしは、続けてるんです。今いる立場で全力でがんばり、結果を出して居心地がよくなったところで新しいアクションを起こす、もっといえば、新しいステージで吸収してきたことを活かしゼロからスタートする、ということを続けてきてるんです。少なくともこの4年くらいは。

 同じことを続けることが素敵だと思うこともありますが、逆に、同じことを続けるラクさもわたしは知ってます。わたしはいつまでも、新しいステージに挑むということを続けていきたいです。

「黒ギャル」であることにもしがみつかない


 だからこそ、最近は「黒ギャル」であること、黒ギャルとしてチヤホヤされるポジションにいることからも離れたいなと思っています。

“このみん”こと園田好 誰かがわたしのいない場でわたしのことを誰かに紹介する(話題に出す)とき、きっと「黒ギャルでぇ」とか「黒ギャルの店長でぇ」とか「Hカップでぇ」とか、そういう言葉を使ってるでしょう。(ネット上ではもっと、「整形」とか「キモいギャル」とか言われてるかも?)

 でも、他人が分かりやすいレッテルを貼った時点で、それって既に賞味期限切れの直前だと思うんです。「あの黒ギャルの」「ああ、あの黒ギャルのね」が始まった時点で、もう“黒ギャル”というレッテル以上のイメージの変化はないはず。

 また「もったいない」と言われるかもしれないけど、わたしは「黒ギャルという記号」(いつもお世話になってる方々が使ってる言葉を借りてます)を捨てることになんのためらいもありません。

 18歳は、「黒ギャルこのみん」ではなく「園田好」としていろいろな人に認めてもらうきっかけをつくるために、やっぱり新しいアクションを起こし続けていきたいと思います。

【園田好(そのだ・このみ)】
1997年仙台市生まれの18歳。15歳で単身上京後、渋谷のガングロカフェ店長に。現在は秋葉原にある「タレントリゾートカフェ」の支配人を務める。

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1060910

<撮影/長谷英史>

この特集の記事一覧

肉体改造やジェンダーレスな美しさよりも30~40代には大事な血管年齢の話

肉体改造やジェンダーレスな美しさよりも30~40代には大事な血管年齢の話
sponsored
 例えば、テレビ番組などで昭和の映像を見たりすると、最近の人は(特に若者は)、ずいぶん洗練されたなあと思ったりしないだろうか? 「人は見た目が9割」と…

連載

ばくち打ち/森巣博
番外編その3:「負け逃げ」の研究(17)
メンズファッションバイヤーMB
GUの「大人が買っても後悔しない」マストバイBEST3
山田ゴメス
“いいヤリマン”を見分ける方法。その娘の性癖を見ればわかる!?
オヤ充のススメ/木村和久
オリンピック成功の鍵を握る開会式…東京五輪はどうすべきか
フミ斎藤のプロレス講座/斎藤文彦
ビンス無罪“ステロイド裁判”エピソード12=オシェー検事の逆襲――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第165回
英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅
「勇気を振り絞れ俺! ここしかないぞ俺!」――46歳のバツイチおじさんは満天の星空の下で勝負に出ようとした
原田まりる
ファミレスで隣の席の会話に聞き耳を立てていたら、大喜利を観覧したような気分になった話
大川弘一の「俺から目線」
鳴り止まない電話――連続投資小説「おかねのかみさま」
プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」
“リオ五輪ロス”効果で恋を引き寄せるスポーツ3選
フモフモ編集長の今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪
吉川晃司もやっていた“東京五輪最強の穴場”競技とは?
18歳女支配人・このみんの経営学「私のミカタ」/園田好
わたしと「結婚したい」という男性へ
おじさんメモリアル/鈴木涼美
「顔じゃなくて知性で女を選ぶ」男の無知性
僕が旅に出る理由 in India/小橋賢児
北インド秘境で「宇宙に住んでいる」と実感した——小橋賢児・僕が旅に出る理由【最終回】

投稿受付中

バカはサイレンで泣く 投稿受付中
佐藤優の人生相談 投稿受付中