「スノーモービル」じゃなくて「スノーモビル」。無免許でも運転できるのか?

「スノーモビル」とは何かご存じだろうか? ウインタースポーツをたしなむ人なら、スキー場で見たことがあるあれのことだ。日本ではなじみが薄いが、世界中の降雪地域ではレジャーやスポーツ、山林管理などで幅広く使われている雪上の乗り物である。

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「スノーモビル」といっても、いろいろな形がある

「スノーモービルでは?」というツッコミもあるかもしれないが、正式名称は「スノーモビル」だ。それは日本で現在、唯一生産しているヤマハ発動機(以下ヤマハ)が「スノーモビル」としているから。ヤマハは、1968年に第1号モデルを発売して以降、国内外で「スノーモビル」を展開している。

 英語のつづりは「SNOW MOBILE」で、『機動戦士ガンダム』の「モビルスーツ(MOBILE SUIT)」と同じだ。ちなみに、「MOBILE PHONE(ケータイ電話)」は「モバイルフォン」と呼んでいるだけに、英語圏の人には「スノーモヴァイル♪」と言ったほうが通じるかもしれない(未確認)。

 1人もしくは2人用の乗り物の「スノーモビル」は、見た目どおり前輪はタイヤのかわりにスキー板のようなものがついている。一方、後輪はといえば、「トラック」と呼ばれるキャタピラ的なものがついており、そこが駆動部になっている。



 そんな「スノーモビル」は、私有地なら誰でも運転できるが、普通自動車免許や自動二輪の運転免許を持っているからといって公道を走ることはできない。「スノーモビル」は私有地や、全国に30か所以上あるスノーモビルランドで楽しむものだ。特にスノーモビルランドでは安全に楽しめるように独自の認定ライセンスを発行していて(当日所得可能)、このライセンスがあれば自由に「スノーモビル」を乗り回すことができる。

後輪のキャタピラ的な「トラック」が駆動部だ

 ライセンス取得に必要な時間は座学が1時間程度、実技演習が30分程度といったところ。実際に、長野県上水内郡信濃町にあるタングラム斑尾で体験してみた。タングラム斑尾は、都心からアクセスがよく、北陸新幹線で東京駅からわずか100分で最寄りのJR飯山駅に到着する。そこからバスで45分の複合リゾートだ。

バイク以上にオーバーアクションで体重移動しないと曲がらない!


 なんとなくバイクに乗りなれている人なら、「スノーモビル」を操るのは簡単なのではないか?と思ってしまうのは、ハンドルを握ってアクセルを操作するからなのだが、実はバイクとはちょっと違う。まず、アクセルがハンドル右側なのはバイクと同じだが、バイクのようにグリップを回転させて加速する構造にはなっておらず、グリップの手前にあるアクセルレバーを操作する。ハンドル左側がブレーキなのはバイクと一緒だ。足の操作は必要なく、フットレストに置くだけ。ギアチェンジの必要もなく、アクセルを開けるだけで進むことからスクーターに近いと思う。

雪上を疾走する気分は最高!

 実際に乗ってみたところ、けっこう大きめのエンジン音で、なかなかに勇ましい。普段はクルマばかりで、箱型の乗り物に慣れている記者にはそう感じる。

 思い切ってアクセルレバーを握り込むと急激に加速! しかしビビッて緩めると急減速。エンジンブレーキが効く。コーナーに差し掛かったところで、ハンドルを切ったが思うように曲がらない……。クルマのパワステに慣れている記者には、「スノーモビル」のハンドルはちょっと重く感じる。バイクに乗っている以上に積極的に体重移動しながらハンドルを切らないと曲がらないのだ。

 クルマなら時速40kmは大したことがない速度だが、「スノーモビル」ではかなり速く感じる。その気になれば100km以上出せるのだが、ビビりの記者は70kmがせいぜいだ。

傾斜地では山側に体重をかけて走行する

 とはいえ、たとえ転んでも周りはフカフカの雪の上。雪が冷たいだけだ。ただし、注意しなければいけないのは、自分が乗っている「スノーモビル」の下敷きにならないようにすること。そのため傾斜地での走行では、谷側ではなく山側に体重をかけて移動しなければならない。谷側に体重をかけていると、万が一、転倒した際、「スノーモビル」の下敷きになってしまうかもしれないからだ。

 それさえ気をつけていれば気分は最高♪ アクセルワークと体重移動を駆使しながら、雪上を疾走する爽快感が味わえる。特に記者が感動したのは、スキーやスノーボードは雪山を降りるだけだが、「スノーモビル」は雪山を登れることだ。上達すれば、雪煙を上げながら雪面をかっこよく駆け上がれるだろう(今はまだムリ)。

5歳から乗車できる子供専用モビルや、女性でも気軽に挑戦できる小型モビルもある

 スキーやスノーボードなどウインタースポーツを極めたという人はもちろん、ウインタースポーツ初心者まで、歴史はあるけど新感覚の雪遊びとして一度体験してみることをオススメする。 <取材・文/日刊SPA!取材班>

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