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高級化するペットフード事情。残飯をあげるなんて論外!?

 空前のペットブーム。モンスターペアレンツならぬ、モンスター飼い主も現れる。“我が子”のかわいさを媒介に、愛犬&愛猫家たちが互いを格付けしあうマウンティングの現場をのぞいてみた。

残飯をあげるなんて論外。ペットフードも高級化へ

残飯をあげるなんて論外。高級化するペットフード事情 なぜか猫の報告が目立った項目。好き嫌いがあり餌選びで悩む飼い主さんも多いのだとか。 「猫好きにとって『ご飯は何をあげてる?』は定番のネタ。『ロイヤルカナン? こだわってるねぇ』とか『シーバ、グルメねー』とか。あるとき、友達が『カインズホームのカリカリ……』と言いにくそうにしていて不憫だった」(38歳・ネット通販)  何しろ1㎏で1000円以上する高級品もあれば、200円程度の廉価品もある世界。生活レベルがうかがえてしまうのもマウンティングにぴったり?  昨今はペットフードのレシピ本も人気で、手作り派も急増中。 「『私は全部自分で作ってんのよ。市販のものは何使ってるかわからないから』とパートのおばちゃん。オーガニック野菜を使ってるそうな」(28歳・コンビニ)  こだわっているほど偉いのは、しつけ・モラルなどとも通じるものがある。そのキーワードのひとつが“オーガニック”なのだ。 「犬の散歩仲間にジャーキーをあげようとしたら、『ウチはオーガニックしかあげてないので』と断られた」(38歳・葬儀)  また、餌のあげ方で勝負をかけてくる人も。 「犬バカの元カノは犬へのご飯はお皿に入れず、毎回手で食べさせていた。愛情があればそうなるのだとか」(40歳・自動車)  ちなみに「ご飯を『餌』なんて言うやつは愛が足りない」(50歳・医療)といったご意見も。些細な言葉選びひとつでも、厳しい視線が注がれているのである。 残飯をあげるなんて論外。高級化するペットフード事情― 愛犬&愛猫家たちの(爆)マウンティング事情 ―
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