10代の女のコを雇うときに気をつけるべきこと――18歳女支配人・このみんの経営学「私のミカタ」

17歳Hカップ黒ギャル支配人」として日刊SPA!に登場以来、大反響を巻き起こしてきた“このみん”こと園田好(そのだこのみ、18歳)。若くして様々な仕事の経験を経てきた彼女が綴る人生&ビジネス論コラム。

大人の男性たちに伝えたい、若い女の子スタッフとの接し方


 園田好です。わたしは現在、秋葉原の「タレントリゾートカフェ」という飲食店の支配人として、総勢約20人の女性スタッフを束ねながら働いています。2015年の夏にOPENしたこの愛するお店ですが、ひとえにお客様のおかげで、秋葉原界隈ではかなり高い売り上げを頂けるお店になりました。

 そこで当然忘れてはいけないのが、一生懸命手探りで働きながらお店に貢献してくれているスタッフのみんなへの深い感謝です。

 先ほど“女性スタッフ”と書きましたが、「若い女の子スタッフ」としましょうか。今回のコラムでテーマにしたいのは、「若い女の子スタッフとの接し方」なんです。

「若い女の子スタッフとの接し方」って、お前だって若いじゃねぇかよ! そんな風に思われる方もいるかもしれませんが……はい、その通りです。わたしもまだ18歳でバリバリ若く、人生の先輩方にいろいろと学ばせていただく日々です。

 ただ、同年代だからこそ、お店の“現場”では支配人というより「頼れるリーダー」というくらいの立ち位置でスタッフたちと接し、それが上手くいっていると我ながら思っています。少なくとも、大人の男性よりは上手なはずですよ。少なくとも、というか絶対に。

「否定しない」「責めない」


 わたしがスタッフと接するうえで大事にしていることは、「個性を否定(制限)しない」「責めない」ということです。

 これは女の子に限らないかもしれませんが、若い世代というのは基本的に、自分の言動を否定されたり押し付けられて制限されたりするのがイヤなものです。「間違ってる」「普通の感覚ではありえない」と思えることをしていたとしても、それを否定・制限してしまうのは、彼女たちの個性を潰してしまう可能性があるのではないかと思っています。それは私自身も普通の感覚ではないからだと思いますが(笑)

 たとえば、「接客するときのお話の内容」。

 秋葉原では特に、メイドカフェなど、接客の際に女の子たちがお客様に話す内容までマニュアル的に指導しているお店が少なくありません。でもうちのお店では、そういうNGは一切なし。それぞれ個人の判断で話したいことを話してくれることがイチバンだと思っています。

 恋バナでも愚痴でもトイレの失敗談でも(笑)、なんでも話したいことを話す。そのときの笑顔や怒り顔、おどけた表情や言葉づかいの中に個性があらわれ、それをさらけ出されることこそがお客様にとっては喜ばしいコミュニケーションになると信じています。

 もちろん、本当は彼氏がいるのに「彼氏いません」という設定をつくる必要もなし! そのあたりは個々の判断に任せていますが、ウソで話を覆うよりも正直に自分をさらけ出したほうがコミュニケーションはより深くあたたかいものになるとわたしは思いますね。

 実際、常連のお客様たちはそういうコミュニケーションを新感覚の友達のように楽しんでくださっているような印象をもっています。

自分から気づいて変えることの大切さ


 もうひとつの、「責めない」。ここには、わたしの確固たる信念があります。

 人は、他人に責められて何かを「直さなきゃ」と思うより、自分から気づいて「直そう」「変えよう」と思うときのほうが、確実にその意識をモノにし成長すると思うんです。

 わたしが「なんでこうしないの?」と責めたところで、それを守り実行するのはきっとその一瞬のこと。うちのお店で働くスタッフたちの中には、働くこと自体が初めてという人もいるので、わたしとしては、初めてのアルバイトで得た経験や学びを今後のアルバイト・仕事にぜひ活かしてほしいのです。

 だからこそ、「なんで?」と責めて変えさせるのではなく、自らの考えでもって変えようと思ってくれるのを待ちます。

 具体的には、何かやるべきことをやっていないスタッフがいたら、「あ、そういえばあれ、わたしがやっておいたよ」と報告する。「なんでやらなかったの?」とは言わない。「すみません、遅刻します」というスタッフがいたら、「わかった。そのぶん仕事で巻き返してね!」と言う。遅刻すること自体は責めない。

 これで「やらなくていいんだ」「遅刻していいんだ」と思ってしまう人はきっとずっとそのままだし、そこで反省して変えられる人は自然に成長していくものだと思っています。

 まぁとにかく、最低限のことだけ守ってくれていれば、あとは自由に楽しく、個性を伸ばしながら働いてほしいですね。

 いまという時間に、スタッフたちが自分のお店で働くということを選択してくれて、ときに戸惑いながらも一生懸命がんばってくれている。給料という対価はもちろん支払っているけれど、わたしにとってはそのことが何より嬉しく、何より大事な宝物だから。そしてそれは、わたしの誇りでもあるのです。

【園田好(そのだ・このみ)】
1997年仙台市生まれの18歳。15歳で単身上京後、渋谷のガングロカフェ店長に。現在は秋葉原にある「タレントリゾートカフェ」の支配人を務める。
・Twitterアカウントは@konomin_sama
・Instagramアカウントはkonomin_sama
・ブログはhttp://ameblo.jp/konomin1221/

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1073194

<撮影/長谷英史>

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