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保育士を監視するモンスターペアレンツの恐怖。子供のことを考えない危険な行為も…

保育士を監視するモンスターペアレンツの恐怖「日本死ね!!!」の匿名ブログをきっかけに国会でも議論されている待機児童問題。だが、無事に入園できたとしても、実は保育士不足や保育を都合のいいサービスだと考える親たちの出現を背景に、保育士も親もド底辺化している保育園が増えている。  特に、保育園に子供たちを預ける保護者側の一部に存在してきたモンスターペアレンツも、時代によって進化し、多様なタイプが現れている。 「保育士のプライベートまで監視する親が増えている」と語るのは、神奈川県の認可外保育園で働く牧田健太さん(仮名・28歳)だ。 「『あなたはうちの子の担当なんだから連絡先を教えるのは義務よ』とプライベートな番号からメール、SNSに至るまで教えろと言う親がいました。いつどこで誰といたるとか、いちいち詮索してくるし、SNSの投稿を見ているようで、『保育園と違って楽しそうですね』と会うたびに嫌みを言われます」  もはや保育士は親の支配下に!? 都内の認可保育園で10年以上働く林佳美さん(仮名・37歳)も勝手な親に怒りを覚えた。 「弁当を忘れた園児にパンを与えたところ、『オーガニックじゃない添加物の塊を子供に食わせるな!』と怒鳴り込んできた親もいます。じゃあ、ちゃんと弁当持たせてよって思います。しかも『パン代は保育料に含まれてるはず』と言って踏み倒す。ほかにも、安全対策として小型犬用のリードを子供に付けて通園する親もいたり……。保育士を責める前に、保護者の常識もかなりぶっ飛んでいますよ」
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子供のことを考えないバカ親の危険な行為
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