『おそ松さん』クリエイターが語る大ブレイクの真相「“全員ニート、全員童貞で大人になっている”と聞いて勝算が見えた」

おそ松さんあの不朽のギャグ漫画が28年の時を経て現代に帰ってきた。イヤミ、チビ太などサブキャラが注目を集めた『おそ松くん』と違い、『おそ松さん』の主役は個性豊かな6つ子たち。内容も挑戦的だ。大人になってもニートで童貞の6つ子のダメダメな日常が描かれ、ギリギリまで攻めたギャグや自虐ネタ満載にもかかわらず、むしろ女性ファンの心をわしづかみにし、経済効果70億円の大ヒット。なぜそこまで愛されるのか。キャラクターデザインを担当した浅野直之氏と、シリーズ構成を手掛ける松原秀氏にブームの真相を伺った。

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1082993

――そもそも、なぜ今、あの『おそ松くん』の未来を描くことに?

松原秀氏と浅野直之氏

松原秀氏(左)と浅野直之氏

浅野:そもそもは赤塚不二夫生誕80周年を迎えることを記念して、決まったことだったと思います。ただ、この状況はまったく想像できませんでした。あくまで好き勝手やって変な層にウケればいいな、という感じだったんです。どうせ昭和のノリをそのままやっても「昔の名作がまたやってるなぁ」で終わっちゃうと思っていたので。

松原:『おそ松くん』みたいな国民的アニメって夕方のイメージがあるじゃないですか。それを深夜でやると聞いたので一体どうなるのかなと。でも、監督の藤田陽一さんから「全員ニート、全員童貞で大人になっている」と言われたとき、なんとなく勝算が見えました。

――確かに、その設定だと一気に深夜感が出てきますね。

松原:僕はもともとオールナイトニッポンのハガキ職人をやっていたのですが、ラジオ特有のノリって「ダメでいいじゃん」っていう部分だと思うんですよね。たぶん、アニメの素地があんまりない僕にシリーズ構成の話が来たのも、そういう深夜の空気感を期待されていたんじゃないかなと思いますね。

浅野:むしろ松原さんがアニメどっぷりじゃなかったのがよかったんじゃないかなと。「アニメって気持ち悪い」という意識の人もいまだに根強くいると思うんですけど、今回に関しては「抵抗がない」っていう声がよく聞こえてくるんです。

松原:それは浅野さんの絵の力が大きいですよ。6つ子それぞれ、中身は現実によくいそうなクズだけど、見た目はほんわかしてかわいらしい(笑)。生々しさが消えて、純粋に日常の関係性の“あるある”ネタの面白さが際立ったんじゃないかなと。

次ページ「アニメって「間」が取りづらいんですよ」

週刊SPA!4/5号(3/29発売)

表紙の人/ SKE48(松井珠理奈&宮澤佐江)

電子雑誌版も発売中!
詳細・購入はこちらから
※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める!
おそ松さん 第一松

成長しても、やっぱりバカ。一世を風靡した伝説のアニメが、今、よみがえる!

新感覚の氷点下ハイボール「ブラックニッカハイボール(350ml)6缶セット」を抽選で10名様にプレゼント

NIKKA
sponsored
「フリージングハイボール」とは、 クセのないクリアな飲み心地のブラックニッカ樽詰めハイボールを使いアサヒビールが独自に開発した氷点下(-2℃~0℃)抽…

合コンで「痛い男」認定される言動――初対面で年齢や容姿をいじる、勝手な判断やアドバイスをしがち…

合コンで「痛い」認定される男の発言には特徴がある
 飲み会や合コンでは、日夜「痛い発言」が飛び交っている。どんな発言が痛いと思われてしまうのか。ツイッターで男性の勘違いや女心の機微をつぶやいて多くのR…

連載

ばくち打ち/森巣博
番外編その3:「負け逃げ」の研究(32)
メンズファッションバイヤーMB
「冬のセール」で“格安良品な服”を手にいれる3つの方法
山田ゴメス
女子の間で秘かに流行りつつある「朝セックス」ブームは、男にとっても好都合なワケ
オヤ充のススメ/木村和久
“デリヘル先生”だけじゃない、最近の風俗トラブル&摘発に異変あり!?
フミ斎藤のプロレス講座/斎藤文彦
ストーンコールド“ロイヤルランブル”初優勝――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第240回(1997年編)
英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅
「今夜、君に恋に落ちてしまいそうだぜ」――46歳のバツイチおじさんはクサすぎるセリフをさらりと口走った
原田まりる
芸の細かさが目立った2016年地味ハロウィン
大川弘一の「俺から目線」
3000円のハンバーガー――連続投資小説「おかねのかみさま」
プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」
カップル成立数は100組超!「巨大シェアハウスなら女性と出会わないほうが難しい」
爪切男のタクシー×ハンター
風俗店で一回の射精と一回の恋をして気づく「人を好きになるのに理由なんていらない」
フモフモ編集長の今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪
希望の星は16歳のJK! ジャッジ次第で天国と地獄[五輪最恐の採点競技]とは?
元SKE48/SDN48・手束真知子の「フリーランスアイドル論」
アイドルはいつでも迷っているんです「集客ができない! フォロワーが少ない! 肩書きがない…」
おじさんメモリアル/鈴木涼美
「ね~え、一緒にお風呂入ろう?」リーマンショックで落ちぶれたおじさんの哀号
僕が旅に出る理由 in India/小橋賢児
北インド秘境で「宇宙に住んでいる」と実感した――小橋賢児・僕が旅に出る理由【最終回】

投稿受付中

バカはサイレンで泣く 投稿受付中
佐藤優の人生相談 投稿受付中