「インナーマッスルのほうが重要」は誤解 【スポーツ・トレーニングの都市伝説】

 スポーツも科学する時代。だが、運動前のストレッチからトレーニング法、また体幹やインナーマッスルの概念など調べるほど、情報の海に溺れそうだ。数多ある説の真偽について近畿大学准教授で運動生理学者の谷本道哉氏に聞いた。

スポーツ まずはストレッチ。ケガの予防のために準備運動として取り入れることが推奨されていたが、’06年頃から入念に行うと筋力が低下するという研究が出始めた。さらにはそれによりかえってケガをしやすくなるという説まで出てきた。

「ストレッチで筋力が低下するという研究は、1~2分ほども伸ばすような極端なやり方をした場合の話。入念な股割りなどは別として、通常の15秒ほどのストレッチでそのようなことが起こる心配は、ほぼありません。ストレッチで筋肉の柔軟性を高めてあげると肉離れなどの筋肉の怪我のリスクが下がります。やはり準備運動には有効。軽いジョギングなどで体を温めてから、15秒程度のストレッチをやるといいでしょう」

腹筋は遅筋だからたくさんやらないといけない、の嘘


 次にトレーニング。6パックスの割れた腹筋を目指して、腹筋運動を毎日100回以上やっているという人もいるかもしれない。

「“腹筋は遅筋(持続力に優れた筋肉)の多い筋肉だから、たくさん回数を反復しないと鍛えられない”と昔からいわれます。しかし、これは完全な都市伝説。実際には腹直筋の『速筋(瞬発力に優れた筋肉):遅筋』の比率の解剖データは『5:5』で、ほかの筋肉と変わりません。強い負荷をかけて10回程度で追い込んで鍛えたほうが、はるかに効率よく腹筋を発達させられます。なお、腹筋運動を行えば、腹の脂肪が取れるというわけではありません。お腹を絞りたければ、全身的に痩せる必要があります」

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