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「質素な生活は自由を増やせる」下流中年の師匠・ムヒカ前大統領の金言をまとめてみたよ

ムヒカ前大統領<仕事> お金を稼ぐために、働き過ぎるな。過度はよくない。自分に必要である自由な時間を得るために、リミットをつけろ。 幸せになるには、怖れない事。明日への恐怖心をもたないこと。先進国なほど、会社や仕事の将来性に不安が生じ、失職からの金欠を怖れがちになる。労働分野においては、ロボットと人との戦いもすでに始まっている。将来的な不安という怖れがあると、仕事が幸せとはなりにくい。でも孤立した先住民などは、独自の世界だけど、みな幸せに生きている。 <資本主義> 本来コントロールすべき資本主義が加速しすぎて、制御不能に陥っている。世界のトップ100人の金持ちが世界の富の半分を持ち、資本主義は分配できず、人類の多くは文明の進化の恩恵に預かれていない。資本主義がお金のために生きさせる人生を作った。銀行資本が産業資本より大きい力をもってしまった。発展は幸福をもたらすものでなければならない。エゴは進歩とともにすべてを破壊する欲望も生み出す。 人生を資本主義の手にゆだねるな。自分の脳で人生をコントロールせよ。情報を疑え。情報の裏を考えよ。 幸福とは恐怖をもたないこと。金やモノを必要以上に持ち過ぎると、失う恐怖が生じだす。その恐怖のせいで、幸せになれない。必要な分の金やモノを欲するため、富と戦っているときは、失う恐怖感が生じないせいで幸福である。 人生はお金だけじゃない。富と幸福は別モノなんだ。 <消費社会とミニマリスト> なぜ日本なのに、白人のモデルを使うのか? 浅草を見てのお言葉「宗教が消費主義にまみれて正しいのか?」日本人の過去のルーツを想い出せ。 現代は購入することで浪費する消費社会だ。メディアに洗脳された消費社会にまどわされて、ローンのために生きるな。単にモノの蓄積だ。買うとは、あなたの命の時間を使って買っていることを肝に銘じよ。購入費用を稼ぐため、大切な時間が奪われていく。 質素に生きよ。最低限のモノで生きよ。何が必要なモノか? 何が不必要なモノか? を分けよ。エゴへブレーキをかけよ。少ないモノで幸福になれないなら、多くのモノを得たところでモノから幸福を得られない証だ。わずかなモノしか持っていなくても、幸せにはなれる。物欲にまみれるな。貧しい人とは、永遠に物欲があり、ずっと満足できない強欲な人のことだ。物欲に走れば、永遠に幸せへたどりつけない。やりたいことの時間を作るためには、消費社会を脱せよ。 浪費するな。浪費とは、一時の快楽のために、一番大切な時間を失うことに他ならない。時間はどこにも売っていないんだ。 質素な生活は、本来の自分がしたいことをする時間が増やせる。それが自由だ。自分にとって大事なのは、自由に生きるための時間をつくることだ。
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