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遺言は書かせておくべき!? 親が存命中に子がすべきこと

 親が亡くなったとき、迷惑をかけられないため、子供がまずできること。それは、親御さんに、葬儀屋さんの主催するお葬式のセミナーに参加してもらうことです。葬儀のリアルで、正しい知識を知ってもらいましょう。事実、最近は葬儀セミナーブームでほとんどの葬儀屋さんがお葬式のセミナーを行っています。

空前の葬儀セミナーブーム。親の上手な誘い出し方は?

 セミナーには健康不安を持つようになると行きづらくなるので、元気なうちに早めに参加してもらうべきです。そうは言ってもお葬式のセミナーを勧めるってハードル高いなぁと、感じた方も多いでしょう。  確かに、ズバリお葬式というセミナーもありますが、最近は「相続」や「エンディングノート」をテーマにしてハードルを下げて参加しやすいように工夫しているセミナーも多いのです。ここでお葬式の知識を得てもらいましょう。それから、終活に対して男性は腰が重く、女性は積極的です。まず母親をそそのかして、父親を口説かせると成功率が高まります。  さて、お葬式のセミナーに参加するもう一つのメリットは、セミナーを主催している葬儀屋さんの良し悪しを見分けることができるということです。なぜなら、消費者はお葬式の経験も知識もない方がほとんどです。

セミナーで見分ける良い葬儀屋、悪い葬儀屋

 そのため、「分かりやすく説明する能力」は葬儀屋さんにとって必須です。つまり、葬儀屋さんの良し悪しはセミナーのプレゼンテーション能力で判断できます。セミナーにはプレゼンテーション能力においてその葬儀屋さんのエース級のスタッフが投入されます。  そこで、そのセミナーの内容がいまひとつわかりづらいと感じたらその葬儀屋さんを選んではいけません。お葬式のことを全く知らない人が聞いてもよくわかるセミナーなら、その葬儀屋さんは良い葬儀屋さんです。  ちなみに葬儀屋さんのサイトに掲載されているセミナー風景写真だけで葬儀屋さんの良し悪しが分かる場合がありますので、最後に記しておきます。 ・聴衆に年配者が多いのにもかかわらずスライドの文字が小さい ・マイクを使っていない(声が聴き取りづらい) ・セミナー講師の格好がラフ  こういうところは避けましょう。  考える葬儀屋さんでした。 【考える葬儀屋さん】  葬儀社に15年以上勤務し、業界内部を知り尽くしたその道のプロ。業務内容はお葬式の担当と葬儀・葬儀業界の分析。Twitterアカウントは@kangaerusougiya。「ライブドアブログOF THE YEAR 2015」にも選ばれ、月間45万PVを突破した「考える葬儀屋さんのブログ」も日々更新中。
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子供に迷惑をかけないお葬式の教科書

20年間に渡る実務で蓄積された知識と、とり行ってきた葬儀セミナーの内容が盛りだくさん

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