スポーツ

トラッキングデータで“魔球”好きの野球ファンも見方が変わる!?

ラグビー、ゴルフ、テニスでも普及

 そのほかのスポーツでもトラッキングデータを集めることは一般的になっている。 「ラグビーでは日本代表のエディ・ジョーンズヘッドコーチが練習中、GPSを使ってトラッキングデータを収集したことが、海外でも大きな話題を呼びました。また、ゴルフでも先ほど紹介したトラックマンなどのシステムで球速やスピン数が計測されています。テニスではCGでボールの位置や軌道を再現するホークアイが審判のライン判定などに利用されているので、中継で目にしたファンも多いのではないでしょうか」(スポーツのデータ解析や配信を行うデータスタジアムの金澤慧氏)  バスケットでも、NBAで’13年より、公式サイトでトラッキングデータが一般公開されるなど、その勢いはますます増している。また、スポーツ界以外でもトラッキングデータは重要な要素だ。 「実在の選手を集めてチームを作り、シーズン中の成績を反映させて競うファンタジー・ゲーム(ファンタジー・スポーツ)、カードゲームやアーケードゲームなどにもトラッキングデータは取り入れられていくのではないでしょうか」  ファンタジー・スポーツ事業協会(FTSA)によれば、ファンタジー・ゲームのプレイヤーは北米だけで5600万人以上。トラッキングデータの楽しみ方は今後さらに広がっていきそうだ。 ★スポーツだけでなくゲーム業界でも利用が加速している 取材・文/SPA!編集部 写真/データスタジアム株式会社 ― トラッキングデータでスポーツがもっと楽しくなる! ―
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