デジタル

こんなモバイルバッテリーを買ってはいけない。発火・炎上のリスクも…

 急なスマホの電池切れに備えて、ひとつは持っておきたいモバイルバッテリー。だが、数多くの製品が出回っているにもかかわらず、ちゃんとした選び方を知っている人は驚くほど少ない――と嘆くのは、テクニカルライターの板倉正道氏。

こんなモバイルバッテリーを買ってはいけない

「バッテリーには発火・炎上のリスクがあります。いい加減な作りの製品は、ちょっとした衝撃でも炎上しかねない怖さがありますね」(板倉氏)  したがって「安物」はとにかく避けるべき……と板倉氏。 「その最たるものが、ゲーセンのUFOキャッチャーで景品になっているような製品。ゲーセンの景品には800円という原価の上限があるので、そのクオリティは推して知るべし。試しに分解してみたところ、なんの緩衝材も充填されていない、代物でした」  外装はペラペラのプラスチック、中身もスキ間が多くてスカスカ。器具を使わずに容易に分解できてしまった。 モバイルバッテリー バッテリーの特性上、出荷時にはすでに劣化が始まっているため、製造から時間がたっている製品もなるべく避けたい。 「店頭で山積みになった特価品は、劣化していることが多いので要注意。コンビニで牛乳を買うときみたいに、パッケージの『製造年月日』を確認するのはお約束です。ソニー製品などは、きちんと製造年月日を表示していますね。古い製品から店頭に出されていくことが多いので、表示がない場合は、倉庫にある製品を持ってきてもらうよう店員にオーダーするのが、玄人のたしなみです(笑)」 【板倉正道氏】 モバイルバッテリーや乾電池の計測がライフワーク。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』でも活躍 取材・文/江沢 洋 ― 「モバイルバッテリー」で失敗しない極意 ―
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート