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合格率5%を突破!日本人NFLチアリーダー橋詰あずさの軌跡

日本人NFLチアリーダー・橋詰あずさ IBMでの応援シーン1 チアリーダーの世界に飛び込んだのは、仕事にも慣れてきた社会人3年目のこと。社会人アメフトのトップリーグであるXリーグに属するIBMビッグブルーのチアリーダーとなった。Xリーグのチアリーダーは、各個人の仕事とチアリーダーの活動を両立させている。海外出張も多かった橋詰さんだが、通常は定時までに仕事を終わらせ、仕事後にはチアリーダーのチーム練習に参加したり、個人でダンス・レッスンをしたりして、週に20時間以上をチア活動に費やした。キャプテンに選ばれた2014年にはチームも快進撃を見せ、Xリーグ・チャンピオンを決めるジャパンX・ボウルに出場。東京ドームで行われたこの試合には2万5000人のファンが詰めかけた。  日本最高峰の舞台を経験した彼女は、次なる目標を世界最高の舞台に定め、NFL挑戦を決意。 「IBM時代はとにかく踊ることに時間を割いていましたが、NFLへ挑戦するにあたり、ビッグブルーの元トレーナーさんのところへ定期的に通い、身体を見てもらいながら、どこをトレーニングしたら良いか聞いて、ジムで身体を鍛えました。上半身が痩せっぽちだったので、ダンベルを使ったトレーニングや、マシンを使ってチアリーダーに必要な筋肉をつけましたね。また食事は、糖質を控えめにしたものに切り替えました。昔はカロリーをみていたのですが、今は糖質重視です」と肉体改善をして、NFLチアリーダーのトライアウトに臨み、憧れの座を射止めた。 「NFLチアリーダーは約3時間の試合中、どんな気候でもずっとサイドラインに立ちパフォーマンスをします。時間が経過してもファンの皆さんに楽しんでもらえるような高いクオリティのパフォーマンスを持続させるために、スタミナや筋力が必要です」と橋詰さんが説明するように、アメフトの試合は氷点下の悪天候の中でも行われる。とくに冬場のワシントンDCの冷え込みは半端ないが、そんな悪条件でもファンを喜ばせるパフォーマンスをするために日頃から身体を鍛えている。  日本のアメフトファンを魅了してきた橋詰さんは、今度は目の肥えた本場アメリカのファンに喜んでもらうために、9月頭のシーズン開幕までに今日もダンス・テクニックを磨きながら、ハードなトレーニングをこなしている。<取材・文・撮影/三尾圭> 「ワシントン・レッドスキンズ・チアリーダー」ホームページ
http://www.redskins.com/cheerleaders/index.html 橋詰あずさ公式ブログ
http://ameblo.jp/azuusa0122/
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