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地下アイドル・プロデュースに挑戦した44歳・バツイチ会社員。体力もお金も奪われた悲惨体験…

地下アイドルプロデュースに挑戦した40男

ライブでは、同じ曲を毎度聴き続けなければいけないのは中年にはややキツいようだ(※写真はイメージです)

 その後はめげずに同じくフリーのソロアイドル(15歳)をプロデュースすることになったが……。 「未成年なので、初めからコミュニケーションがうまく取れませんでした。中年だからといってナメられてしまい、そもそも彼女は有名なトラブルの多いコでした。私になんの相談もなくオタクと付き合い、突如ツイッターで『辞めます』と宣言して消えたんです。尻ぬぐいは私ですよ」  さらに、フリーでプロデュースするには活動費はマネジャーが持つのだ。 「ブロマイド撮影のための経費、彼女たちを地方に運ぶ車のガソリン代、CD制作、レッスン代などなど、つぎ込んだのは60万円ほど。土日は地方まで運転するなど、体力的にもキツいですが、いまさらヲタに戻ることもできません」  現在、3度目の正直で2組のアイドルをプロデュース予定。表情がイキイキしているのは救いか。 取材・文/高島昌俊 栗田シメイ スダナツキ 上野臺恵介 永田明輝 和田虫象 和場まさみ 小野麻衣子 安 英玉(本誌) 撮影/岡崎隆夫 石川真魚 ― 悲惨な40男の挑戦 ―
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