日本は「世界で最も安全な国ランキング」で22位。治安がいいのに、なぜ低い?

 世界ランキングで日本は負け続けていた! 日本が抱える“課題”を映し出すランキングと低順位になった真の理由を探った――

【2015年 世界で最も安全な国ランキング】
順位/国名
1位 香港 
2位 アイスランド
 :
6位 台湾
 :
17位 韓国
 :
21位 ドイツ
22位 日本
23位 イギリス
※出典:レガタム研究所

こんなに治安がいい国なのに、自然災害の多さで圧倒的不利


 日本は「世界で最も治安のいい国」と言われて久しいが、イギリスのシンクタンク・レガタム研究所発表の「繁栄指数」の「安全ランキング」では、22位と低迷している。

 一方、上位にはテロの不安が高まっているヨーロッパ諸国が並んでいる。さらに北朝鮮や中国と対峙し、戦乱リスクのある韓国や台湾より順位が低い。日本人からすればアンフェアな印象を受けるが。

 理由について、「’11年の東日本大震災の影響があり、日本の災害リスクの大きさが効いている面もある」と話すのは、都市防災が専門の関西大学教授・越山健治氏だ。

地震「今回の熊本地震もそうですが、地震や水害、土砂災害などで毎年のように住宅被害があり、多くの人が居住地を変えるのを余儀なくされている日本は、『居住の安定性』が低く評価されている。世界規模の保険市場であるロイズによる主要都市の災害リスク指標では、東京は断トツとなっています。これは経済的な損失の大きさが影響していますが、同時に世界でもトップクラスの災害難民を抱える可能性を示している」

 地理的特性から災害と共存せざるを得ない日本で、災害リスクを軽減させ、安全度を上げるためにはどうすればいいのだろうか。

「政策としては、財政的に限度がありますが、避難所の環境や住宅を失った人へ対策を強化することが望まれます。あとは国民一人ひとりが災害と向き合うしかない。人間というものは、自分の身に起きない限り災害リスクをなかなか認識しない。そこで、ボランティア活動などに加わることで、遠くの災害を人ごとにしないことが大事です。また、欧米に比べ未成熟な寄付文化を醸成させることで、被災者が守られるような社会にすることも、結果的に個々のリスクの軽減に繋がるはず」(越山氏)

 災害列島では国民の無関心こそが低順位の遠因かもしれない。

【越山健治氏】
こしやま・けんじ●関西大学社会安全学部教授。大学時代に阪神・淡路大震災を経験。災害抑止力・災害適応力を兼ね備えた地域社会構築の研究を行う

― 世界ランキングで見る[日本の凋落度] ―

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