デジタル

モバイル型ロボット電話「ロボホン誕生」のチョットいい話

RoBoHoNでできるコト

1.会話する RoBoHoN 基本的には音声認識で会話しながら操作をする。「おはよう」と話しかければ、「おはよう」と応え、身振り手振りを交えながら、天気や予定を教えてくれる。ロボホンに話しかけて予定を登録しておけば、「あしたの予定を教えて」と聞いたときに、すぐに答えてくれるのだ。 2.プロジェクターに映す RoBoHoN 人がメモや資料を見せながらコミュニケーションすることがあるように、ロボホンも額に内蔵されたプロジェクターで、画像や動画を見せてくれる。壁への映写のほかに、腰をかがめるような姿勢でテーブル上への投影も可能。解像度は1280×720ドット。 3.人を覚える/撮影する RoBoHoN よく話しかけるユーザーの顔を覚えてくれる。ユーザーを見つけると「◯△さん、見ぃつけた!」と話しかけてくる。また「写真を撮って」と頼むと「わかった! 任せて!」と言いながら「笑ってね。ハイチーズ!」と写真を撮影。プロジェクターで表示も可能。 4.もちろん電話も! RoBoHoN 着信時には「◯△さんから、電話だよ」と話し、応答ボタンを押すと、耳に当てやすい形に姿勢を変える。ハンズフリーでの通話も可能だ。通話相手の声に合わせて体を動かし、表現も豊かになるから、まるで電話の相手と対面で話をしているように感じられる。 【景井美帆氏】 シャープ株式会社内のPHSや携帯電話、スマートフォンなど通信端末の企画開発に従事。現在は、コミュニケーションロボット事業推進センター 商品企画部のチームリーダーとして、ロボホンの企画を主導。ロボットクリエイターの高橋智隆氏とともにロボホンの生みの親といえる存在だ 取材・文/河原塚英信
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