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2016年上半期でもっとも「どうでもいい詐称」とは?

 学歴詐称が発覚し、某報道番組を降板したショーンKを皮切りに、芸能界では、“プチ詐称告白”ブームが起きた。そんな詐称の数々を「どうでもいい」とバッサリ切るのは数多くの芸能人をインタビューしてきた吉田豪氏。
「どうでもいい経歴詐称」吉田豪氏

プロインタビュアー、コラムニスト。プロレス本・タレント本の蔵書を多く抱え、芸能人のインタビューも数多くこなす。芸能界の裏側に精通

「ショーンKがあそこまで叩かれたのは、報道にいっちゃったからでしょう。そもそも彼の詐称はギミック。エロ漫画家時代の杉作さんが童貞なのに経験済みのフリをしていたのと同じです。J-WAVEのパーソナリティを務めるためにもハーフという経歴が必要とされたのでしょう。元々は“職業=ショーンK”であるためのかわいい嘘です」  客観的な真実を伝える報道現場での詐称はさすがにかわいいとは言えないとのこと。しかし、芸能界ではキャラ立てするための詐称が、そこら中に溢れていて、「『悪そうなやつは大体友達』というヒップホップの歌詞に、関東連合の人が怒ったとか本に書いてあったけど、いちいち怒るようなことじゃないと思います」という吉田氏。  ショーンK以外の芸能人たちの詐称もやはり、「どうでもいい」という吉田氏。「ファンのためにやっていると考えるとかわいいとしか思えないです」だそうだ。そんな吉田氏に、2016年上半期に発覚した詐称を、「どうでもいい」順にランキングしてもらった。 【ランキングTOP10】 1位…冠二郎の自宅は35坪ではなく20坪 「年も5歳サバ読んでたんだけど、家を15坪広く言うあたりに人柄の愛らしさを感じるよね」(吉田氏) 2位…瀬川瑛子の出身地、長崎ではなく東京 1970年発売の「長崎の夜はむらさき」大ヒットにより出身地が長崎とされてきたが、実は東京だった 3位…ダイヤモンド☆ユカイ、専修大は中退 ウィキペディアでは専修大卒業となっていたが、実は中退。自身でウィキを修正したことも暴露した
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