言葉の魔術師・藤田ミノルが思い描くデスマッチとは?――デスマッチに命をかける漢たち vol.2
若手の頃は体の線が細く、マイクの評判もすこぶる悪い。非難の対象だったという。
「舐められてたまるかという反骨心はあったんですが、リング上だけプロレスラーでいられればいいと思っていました。でも、離婚のマイクをやってから、それすらどうでもよくなって。いまは本当の自分がなんなのか、分からなくなっています(笑)」
藤田の表現力は、デスマッチの舞台でも発揮される。大日本プロレス5.5横浜大会。「俺が思い描いたデスマッチは違うんだよ。プロレスの延長線上じゃないんだよ。もっと燃えたぎる闘いだろ。そういうのをやりたいんだよ。デスマッチにレスリングあるとかないとか、一回、関係ないところに俺が連れてってやるよ」――。
プロレスの延長線上ではない。それはなにを意味しているのだろうか。
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