エンタメ

異色の音楽ユニット「夏の魔物」を華麗に彩る女性メンバー、塚本舞&ケンドー・チャンの魅力に迫る

 毎年夏に青森で開催されるロックフェス「AOMORI ROCK FESTIVAL~夏の魔物~」。その公式ユニットとして、昨年ポニーキャニオンからまさかのメジャーデビューを果たした「夏の魔物」が、間もなくデビュー1周年を迎える。6月22日には、3枚目となるシングル『魔物、BOM-BA-YE ~魂ノ覚醒編~/バイバイトレイン』が発売されたばかりだ。

音楽ユニット「夏の魔物」メンバーの成田大致(中)、ケンドー・チャン(右)、塚本舞(左)

 彼らの活動に欠かせないのが、グラビアアイドルの塚本舞と、元・いずこねことして知られるアイドルのミズタマリことケンドー・チャンという、2人の女性メンバーの存在。圧倒的な個性とパフォーマンスでユニットを支える彼女たちに、電撃加入から1年経った現在の心境を、フェスの主催者でありユニットのメインボーカルである成田大致とともに語ってもらった。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1141474 ⇒【MV】「魔物、BOM-BA-YE ~魂ノ覚醒編~」(https://youtu.be/G_PT_dUBXcU) http://youtu.be/G_PT_dUBXcU ――2人は、メジャーデビュー直前に成田さんがスカウトして正式加入したそうですが、そもそもなぜこの2人にお願いしようと思ったんですか? 成田大致(以下、成田):もともとインディーズでやっていたバンドや、「夏の魔物」の前身となるユニットのときから、男女混合で歌う楽曲をずっとやりたくて。でも、それをうまく表現できるメンバーがずっと見つからなかったんですよ。そんなとき、大森靖子さんの「コピバン祭」というイベントで舞ちゃんが歌っているのを見て、すぐ事務所に連絡したんです。 塚本舞(以下、塚本):面識もないのにいきなり連絡がきたんでびっくりしました(笑)。私はもともと「ハロー!プロジェクト」さんが大好きなんですが、自分がアイドルになってステージに立とうとはまったく考えていなかったので。でも、「夏の魔物」はエンタメのいろんな要素が詰まっていて、まったく違う可能性を感じたのでやりたいと思いました。 成田:チャンは、いずこねこの頃から、ライブを一人で作り上げるパフォーマンス力や、客席へのアジテーション力が最高だなと思っていたので、プラニメの活動が一区切りついたのを見てぜひと声をかけました。 ケンドー・チャン(以下、チャン):いずこねこやプラニメのときに、「夏の魔物」のイベントには出させてもらっていたんですけど、それまで成田さんとはほとんどしゃべったこともなかったのに、いきなりTwitterのDMでオファーがきて(笑)。でも、前からおもしろそうな活動だとは思っていて、普通では経験できないことにチャレンジできるチャンスだなと思ったんで、すぐにやろうと決断しましたね。
異色の音楽ユニット「夏の魔物」を華麗に彩る女性メンバーの魅力に迫る!

「夏の魔物」を支える二輪の"花"

――成田さんにとって、バンドやユニットにおける女性メンバーというと、誰をイメージしますか? 成田:元SUPERCARのフルカワミキさんとか、POLYSICSのフミさんとか、あとはTOKIEさん(Losalios/unkie/Ace of spadesほか)とか、「ロックをやっている女性」みたいな人に憧れてましたね。あ、今挙げた人、よく考えると全員ベーシストですね。女性ベーシスト萌えみたいな癖(へき)があるのかな(笑)。 ――舞さんとチャンさんは、成田さんが女性に求めているものって何だと思いますか? チャン:うーん……ぽっちゃり? 成田:それは俺のタイプでしょ! 個人的な女性の好みの話じゃないから(笑)。 チャン:あ、そういう意味じゃないんだ(笑)。 塚本:成田さんは、好きなキャラクターや女性芸能人のタイプが一貫してるもんね。女優の松下由樹さんがタイプだって聞いたときも、「ああ、絶対好きそう」って思った(笑)。 成田:そうそう、YU-NOでも絵里子先生一択だし……って、その話はいいよ(笑)。 ――実際、お2人はユニットの中でどんな役割やキャラクターを担当していますか? 塚本:チャンは、キレキレの踊りで明るく元気にファンの方を率先して盛り上げてくれる役割。声質は低音まで柔らかく出せるタイプなので、エモーショナルに訴えかける部分はおまかせしてます。私は、セクシーなお姉さん担当として女性らしい動きを意識してますね。歌では、得意な高音のキーは私が引っぱっていかなきゃと思っていて。お互いのパフォーマンスを見ながら、足りない部分を補いあってる感じです。 チャン:いちいち話し合わなくても、あうんの呼吸で自然とバランスを意識してますよね。 成田:曲を作る段階で、ここは舞ちゃん、ここはチャンと、それぞれの持ち味が一番出るように考えているんですけど、俺から特に何か言わなくても、そこをわかってやってくれるのは助かりますね。2人とも自分の想像を上回るパフォーマンスをしてくれるんで、やりがいがあります。6月24日(金)のワンマンライブでは、インディーズ時代の前身ユニットの楽曲「リングの魔物」のアップグレード版を初披露するんですけど、夏の魔物を立ち上げる前までの活動はすべて予告編だったんじゃないかっていうくらい、今このメンバーでやるのが完成形って感じがします。
次のページ right-delta
3人の役割分担も
1
2
3
魔物、BOM-BA-YE ~魂ノ覚醒編~/バイバイトレイン

「夏の魔物」のメジャー3rdシングル!

テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート