落ちぶれる大阪の高級住宅街…深夜の暴走族に悩まされ、スーパーには“エセセレブ”が出没!?

 田園調布、芦屋、南山……庶民の羨望と嫉妬の的となってきたセレブタウンであるが、その一部が今、落ちぶれているという。住民は口を開けば「住みづらい」の大合唱。一体何が起きているのか? 実態を追った。

資産価値もブランド力も健在だが、暴走族や新規住民との確執が…


大阪大学豊中キャンパス(待兼山)へ向かう阪大坂

※写真はイメージです/Bakkai撮影(CC BY 3.0)

【箕面・豊中市】

 大阪府の北摂エリアは緑の豊かさと閑静さを兼ね備え、特に箕面市、豊中市は市内へのアクセスの良さもあり、大物芸能人や政治家の居住者も多い。しかし、箕面市では高級住宅街のほど近くに神戸・京都方面へ向かう国道の存在があり、騒音問題に悩まされる住民も少なくない。

「周辺地域の道路拡張などが進んだせいで、暴走族が活発化しています。深夜の2時、3時にバイクの爆音で目覚めるなんてザラですよ。土地開発を進めたり、駅を増やしたりするのもいいですが、それよりも迷惑な輩の取り締まりをしてほしい」

 一方、豊中市では、“エセセレブ”の増加と住民の高齢化が顕著に表れている。豊中がセレブタウン化してきたのは数十年前と、比較的歴史は浅い。そのため長く豊中に住む“一般層”と移り住んできた“セレブ層”との2極化が進み、ギャップは埋めがたいものとなっている。住民によれば独居老人の割合も多く、深夜に徘徊する姿を頻繁に見かけるようになったという。

「夜道は街灯がほとんどなく、自転車事故なら起きても気づかないレベルの暗さ。犯罪は少ないですが、私たちにもお年寄りにもリスクがあるのは厳しい」

 また土地柄ゆえ自尊心が強く、それは主婦同士の見えの張り合いにも表れるという。普通のスーパーで買い物をした際、わざわざ高級スーパーである「ikariスーパー」の袋に詰めて持ち帰る強者もいるとのこと。

「真の豊中市民はそんなことをしないので、仲間内では“エセセレブ”と呼んでいます」

― 没落する[セレブタウン]の今 ―

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