仕事

“5年間無職の40男”のお宅を拝見。運気の悪い部屋に住み続けること18年…

「結婚する気はそれほどないです。好みのタイプは、キレイでちゃんとしいて一般常識がある人。怒る女性は嫌い」と若干のトラウマを見せる。「自分で料理とか何でもできるんで、女性に対して本当は面倒だと思っていますね。世の中、ズボラな男性の方がモテるんでしょうね」とどこか達観している。  本棚には自己啓発系や学問書、ビジネス書、資格教本など、勉強熱心さも窺える。それだけ学んでいるならなぜ5年も無職なのか。 「就職試験での弱点ですか? 自分にマネジメント経験がないことです」とキッパリ答える。若干、求めていた回答とは違ったものの、経歴や資格へのこだわりが強いことはわかった。 「今年、通信で大学を卒業しました。失効した資格もありますが、6回目の職業訓練にでも通おうかな」と長期無職ジョークも。現在は、生活保護を受給し、毎月12万少々で生活。「ソーシャルメディアが趣味」で、900人のFB仲間と繋がっている。自炊と運動で健康にもなり悲壮感もない。ただ、自己肯定の武装に気を取られて、働く意思を失ってないかが心配だ。 <問題1>教養コンプレックスがある 就職活動には不利だったと斉藤さん。奨学金ももらい、通信で念願の大卒に(今年の話) <問題2>意識だけは高い 【専門家のアドバイス】 「気の悪い部屋は悪循環。引っ越しで改善を」 気の悪い地域や部屋に長年住むと、感覚がマヒします。まず気の良い地域に引っ越しすることが最優先。また、狭い部屋に日がな一日いることで、社会に対するガードが固くなり、自分を開示できなくなります。引っ越しと共に改善したいポイントです(一級建築士・八納啓創氏)  週刊SPA!7月12日号では、「不幸&不運になる家の共通点」という特集を組んでいる。トラブルを抱える家には共通点があった、と結論づけている。最近、「調子が悪い」と心当たりのある方はぜひご一読を。 〈取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/岡崎隆夫〉
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週刊SPA!7/12号(7/5発売)

表紙の人/ 松井玲奈

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