中年の「朝トレ・ランニング」は突然死を招く!?

 ハリウッドセレブや成功者に続けと言わんばかりに、巷には意味不明な横文字の健康法が溢れる昨今。そうした「意識高い系」健康法にハマる健康オタクたちに残念なお知らせを発表する。

中年男の「朝トレ・ランニング」は突然死を招きかねない!

中年男の朝トレは突然死を招きかねない!


 早朝、皇居周辺を走っているオークリーサングラス族に、デブ体形はあまり見かけない。

「少しばかり太っている人がダイエット目的で行うのならば、食事前の朝ランニングは脂肪がエネルギーに変わりやすいという点で理に適っていると言えるでしょう。しかし、体脂肪率が低い人が朝トレやランニングを行うと、エネルギーを消費しすぎるため元気が出ない、頭がぼうっとするといった症状が出てくるので危険です。また、健康診断でメタボと言われたからと、すぐにランニングを始めるのも危険。実際に心臓発作や不整脈で死亡した例も少なくありません」(おおたけ消化器内科クリニック院長の大竹真一郎氏)

 一方の池谷医院院長の池谷敏郎氏は、中年男の朝トレ、ランニングは総じて危険であると警鐘を鳴らす。

「起き抜けは交感神経が緊張しているため、血圧が高く脈も速く、血液が固まりやすい。特に夏は寝汗をかいて脱水になっていることも多い。そのような状態で、起床後1時間以内に運動をすると、特に中年男性の場合は日頃の運動不足や寝不足、疲れも伴って脳卒中や心筋梗塞を起こしかねません。朝トレをしたいなら1時間早く寝て1時間早く起きる、くらいの配慮が必要でしょう」

 早起きは得ばかりでない!?

★早起き+走る=高すぎる意識は寿命を縮めるモト

【池谷敏郎氏】
医学博士。池谷医院院長。東京医科大学医学部卒。同大学客員講師、総合内科専門医、循環器専門医。著書に『老けない血管になる腸内フローラの育て方』(青春出版社)、『ダイエットの新習慣』(朝日出版社)他

【大竹真一郎氏】
消化器内科医。おおたけ消化器内科クリニック院長。神戸大学医学部卒。総合内科、消化器病専門医。著書に『本当は怖い!健康診断&人間ドック』(主婦の友社)、『腸の「吸収と排出」が健康の10割』(ワニブックス)ほか

― 間違いだらけの“意識高い系”健康法 ―

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