「飲み屋」で嫌われる迷惑行為――居酒屋とバーの店員に聞いてみた

 業種によって迷惑客の基準はさまざまだが、その理由は年代によっても変わってくる。果たして若者、オッサン、年寄りのうち、嫌われるのはどの年代なのか? 店員たちの本音に迫った。

飲み屋


飲み会 あらゆる年代の客が集う飲み屋だが、それだけに嫌われる理由もさまざまだ。

「20代前半の若者が一番疲れる」と語るのは大衆居酒屋の大将だ。

「テーブルを異常に散らかしたり、店の外で騒いだり、とにかく迷惑行為が多い。特に酒を飲むことを覚えたばっかりの団体客は、店への気配りなんかゼロだよ。注文もタメ口でやたら横柄。飲み物をこぼしたり、無茶な飲み方をして店内で吐いたり……。学生気分が抜けてないのかもしれないけど、酒が飲める年になった以上、もう少し飲み方を覚えてから来てほしいね。カネもないし、ほかのお客さんがうんざりして帰っちゃうから、店的なうまみもあんまりない」

 一方、上品な客が多そうなイメージのオーセンティックバーでは、意外にも飲み慣れているはずの老人客が嫌われるという。

「常連ならまだしも、初回の来店でいきなり説教を始める方が多いです。バーテンダーに対して『おめぇ』、『てめぇ』呼ばわりで、相手の話は聞かずにひたすら酒の薀蓄を語る。ほかの年代や女性客には一切こういうことはないので、ハッキリ断言できますよ。若い女性と同伴の場合は、そちらに矛先が向くんですけど、ひとりの場合は真っ先にバーテンダーがターゲットにされます……」

 無知で酒に溺れる若者も迷惑だが、知識に溺れてしまう老人も店側からすれば等しく迷惑なのだ。

※主に若者(29歳以下)、オッサン(30~59歳)、年寄り(60歳以上)で分けていますが、あくまでも各業種店員による迷惑客の「外見から推測される年齢」に基づいた声になっています。
― 店員が選ぶ年代別嫌いな客 ―

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