お金

BARが売り上げアップのために導入しているサービスは、プレステ?カラオケ?ダーツ?

 飲食業界の中でも、個人経営のバーはラーメンや居酒屋に比べて元手があまりかからないことから、飲食店を経営したい若者に人気のある業態だ。  だが、かといってバー経営は決してラクに儲けられるわけではない。  複数の業態を運営し、その中でも飲食業界ではバーを経営していた株式会社マスターマインド代表岡田文也氏によると、バーには常連客がつくことはもちろん、都心の場合、規模にもよるが夜の客単価が概ね4000~6000円以上にならなければ決して安心できないという。

さり気なく置かれている客単価をあげるもの

 そこで、バーの店内にはさり気なく「あるもの」を置くことで客単価を上げているというケースがある。 「プレステやWiiなどのゲーム、ダーツ、カラオケ。よくバーに置かれているこの3つの中で最も客単価をあげることに貢献するものはどれかわかりますか?」と岡田氏。  少し考えてみよう。

仮説1:カラオケが一番儲かる

 カラオケは歌うことで喉が乾き、ドリンクが消費されやすい。また、ノリのよい曲の場合、間奏中に一気コールが起こる可能性がある。一曲は4~5分程度なのでもっともドリンクが多く消費される可能性がある。

仮説2:ダーツが一番儲かる

 ダーツはチーム戦だ。そのため何度もゲームを行えば滞在時間が伸び、ドリンクの注文が増えやすいのではないか。

仮説3:ゲーム(プレステやWii)が一番儲かる

 ゲームもダーツと同様、プレイ時間が長くなればドリンクを頼む回数が増える。また、知らない客同士でプレイできるので客全員の滞在時間が長くなる可能性がある。ソフトも複数用意すれば常連客が飽きることなく店を訪れるようになるのではないか。
次のページ right-delta
正解は意外にアレだった
1
2
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート