「椎間板ヘルニアの手術を受けたのに腰が痛い!」医療不信になった46歳男性の迷走

 今、「医療不信」が話題だ。各週刊誌で取り上げられ、賛否を巻き起こしている。だが、一般の患者はどのように医者や医療に不信感を抱いていくのか? 実例を元に検証する。

腰痛手術を受けて勝手に医療不信に陥る

~ 磯田保さん(仮名)/46歳/会社員 ~

手術 良かれと思い受けた「手術」が医療不信を招くこともある。しかし、この磯田保さんの場合は事前に防げた医療不信と言わざるをえない。

「ずっと昔から腰痛に悩まされていたんです。事務職なのでパソコンに向かうのがしんどくなり、椎間板ヘルニアの手術を受けました」

 飛び出たヘルニアを切除する内視鏡手術は全身麻酔で行われた。

「3時間ぐらいで終わって、その日のうちに帰宅しました。ただ、深夜に激痛で目を覚ましたんです。『手術したのに治ってないじゃないか』って、ビックリしましたね」

 翌日、病院に問い合わせたところ、主治医からは「術前に説明したように、必ず痛みがなくなる保証はない」と、そっけない回答。磯田さんも「たしかに事前にそんな説明はありましたが、まさか本当にそうなるとは夢にも思わなかった」と戸惑うばかりだ。

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