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ダイエットには運動と食事、どっちが重要?

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 ダイエットするときに食事と運動どちらが大切か?  長年、意見が分かれていた話だが、最終的にはどちらが重要なのか?  そこで、峯岸みなみさんや森永卓郎さんなどの有名人を筆頭に、4万人以上ものゲストを痩せさせてきた「ライザップ」の統括トレーナーであり、『自宅でできるライザップ運動編』の総監修を行った幕田純氏に、ぶっちゃけた話を聞いてみた。

ライザップ統括トレーナー、幕田純氏

「ぶっちゃけて言えば、“体重を減らす”ということに絞って考えれば、体重の減少を左右する大きな役割はやはり食事がメインで、8割が食事管理の成否にかかっていると言っても過言ではありません」(キッパリ)  な、なんと。いきなり結論が出てしまった。 「痩せるというのは、シンプルに言えば『消費カロリー>摂取カロリー』の状態に持っていけば痩せるわけです。栄養バランスも何も考えずに、思うままに大量の食べ物を食べて、まったく動かなかったら太るのが人間として自然な状態です」 「消費カロリー>摂取カロリー」の状態に持っていくこと。これすなわち、消費カロリーを増やす(運動)か、摂取カロリーを減らす(食事)ということになる。  消費カロリーを増やすという点で、ジョギングを行う場合を考えてみよう。ある運動の消費カロリーを算出する場合、運動強度(メッツ)×時間×体重という式を使うことになる。厚労省の「健康づくりのための運動指針(エクササイズガイド)2006」によれば、ジョギングの運動強度は7メッツである。したがって、体重70kgの男性がジョギングをした場合、7(メッツ)×0.5(時間)×70(kg)=245kcalが大まかな消費カロリーの目安となる。  ご飯を茶碗に一杯普通盛り(140gで計算)およそ235kcal(出典:文科省「食品成分データベース」)なので、普段ご飯のおかわりをしていたのなら、そのおかわりを1回辞めるだけでも消費カロリーからしたらジョギング30分と同じ程度なのである。時間効率から考えれば、ご飯茶碗一杯減らすほうがいいのは言うまでもないだろう。
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では運動は必要ないのか?
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