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ダイエットには運動と食事、どっちが重要?

では運動は必要ないのか?

 それでは、運動はあまり必要ないのか? だとすればなんでライザップは筋トレを指導しているのだろう?? 「効率から考えれば『食事』で減らすほうが減量として効率がいいのですが、この『消費カロリー>摂取カロリー』という状態は、体脂肪を減少させる効果はありますが、同時に筋肉の減少を引き起こしてしまう。そこに『運動』(筋力トレーニング)が必要になってくる理由があるんです」  筋肉が減ってしまうとどうなるか? せっかく痩せてもなんとなく弛んだ体つきのままだったりするだけでなく、基礎代謝が落ちてしまうことでリバウンドの原因にもなってしまうのだ。 「そこで鍵になるのが、運動=筋力トレーニングです。筋力トレーニングは筋肉に刺激を与えて、減量や筋成長にかかわるホルモン分泌を促す効果があります。また、強度を調整することで脂肪燃焼を司る器官であるミトコンドリアの活性を促すため、減量効果も促進できるのです。  さらに、筋力トレーニングによる乳酸濃度の上昇は、成長ホルモンの分泌を高める刺激になるとされています。成長ホルモンは筋肉の合成や脂肪分解のほか、肌の水分保持などアンチエイジングにも役立つとされています。同時に、減量後にアクティブな生活をサポートしてくれる筋力、軟骨の成長促進、免疫細胞の機能増強などの効果があります。そして、食事の方も単に『消費カロリー>摂取カロリー』というだけでなく、その筋力トレーニングの効果を活かすためにもしっかりとタンパク質を摂ることが重要なんです」 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1162082

スクワットは大きな筋群を動員し、基礎代謝向上にも役立つエクササイズ(実践/川本裕和・ライザップ)

 同時に、「筋力トレーニング」と「有酸素運動」どちらを摂るべきかという点もここに答えがあるという。 「有酸素運動もまた、筋肉の減少を引き起こす要因になります。食事で減量における『攻め』を行い、筋力トレーニングによって『守り』を行っている中では、無理をして有酸素運動を行うことで『守り』が手薄になってしまい、減量効果が落ちる可能性もあります。食事管理をする日々の中で、ちょっと食べ過ぎた日のリカバリーなどに軽い有酸素を行う程度はありですが、筋力トレーニングよりも有酸素運動を優先することは必要ないでしょう」  幕田氏が監修した『自宅でできるライザップ』は運動編食事編(※食事編の監修はライザップの管理栄養士である芦野めぐみ氏)の2冊で、攻めと守りをしっかり行える作りになっている。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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