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「糖質はコカインよりも中毒性が高い」 ダイエットに挫折する理由を内科医が分析

「腹8分目」がストレスの原因に

「腹8分目」の食事制限でも同様にストレスを感じることがある。食べたくても、我慢することはストレスに繋がるようだが、前出の内科医も「基本的に満腹まで食べても、人間のカラダは太らないようにできている」と話す。  日々の食生活や運動習慣などのライフスタイルから今の体型があるため、ダイエットで理想の体型を目指すことは、生き方そのものを変えるということ。少ない食事量で満足し、それが当たり前となるためには「我慢」は避けられない。結局、食事を我慢することで、少しずつストレスを溜め込んでしまうのだ。 「食事制限をするならば、まずは1日1食だけでも満足するまで食べましょう。しっかり食事で心を満足させることができれば、食事でストレスを感じることがなくなります。満足するまで食べるのが怖い人は、昼食を多めに食べるのが基本ですね。食べ過ぎても午後の活動でエネルギーとして消費することができるので、安心して食べることができます」  一見、簡単なようでいて、糖質の「中毒性」を乗り越えることは並々ならぬ我慢が必要となる。自分なりのストレス発散法を見つけダイエットに挑戦するか、日頃から後悔しないための食生活を心がけることが大切だ。 <取材・文/北村篤裕>
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