マンネリ化したドッキリ番組を10倍楽しくする新提案【コラム二スト木村和久】

― 木村和久の「オヤ充のススメ」その126 ―

マンネリ化したドッキリ番組を10倍楽しくする新提案 最近のドッキリ企画は、ちょっとマンネリ化してますよね。だいたい落とし穴企画が多いんだけど、いつもロケ地は、東京ドイツ村だから。どんな鈍感なタレントでも、東京ドイツ村に連れて来られたら、うすうす気づくでしょう。そうなると、知ってて知らないふりをする、タレントの演技力を楽しむって、なんか企画の主旨が違ってくると思うんですけど。

 そもそもドッキリものは、アイドルの寝起きを覗くみたいなのは別として、格上のこれはやっちゃまずいでしょ的なタレントに仕掛けるから面白かった。でも最近だと、それも大人の分別なのか、演出なのか、狙ってる感が見えない。そう考えると、ナイナイ岡村が仕掛けた、哀川翔のドッキリは出色だった。これはマジギレでしょみたいなのが、話題となっている。テレビ局のレストランみたいな場所でのドッキリで、ケーキを爆発させて哀川翔の顔やら衣服にクリームがついた。最初きょとんとしていた哀川翔は突如、服をぶん投げて切れまくる。でもね、最終的にはオンエアを承諾しているし、哀川翔も、途中で苦笑いをしてたから、番組として成立したのかなと。どこまで演出で、どこまでマジかわからない。それがドキュメンタリータッチでいいという意見もあるけど、あまり笑えなかったのが痛い。

 哀川翔クラスでもドッキリの餌食になるのか? いや哀川翔クラスだからこそ、マジとシャレのギリギリの線で面白いんだ。まあ、意見はいろいろあると思います。でもドッキリ企画の背後には「ドッキリ旬芸人」「ドッキリ卒業芸人」「ドッキリ通じない芸人」などのキャスティングの妙を楽しみつつも、「イジメ」「ヤラセ」「マンネリ」「芸能界ヒエラルキー」など、マイナス要因が見え隠れする。そういうどろどろした人間関係や、ダークサイドが見えてくると、あまりスカッとしないのも確かです。

 というわけで、ここでドッキリの新企画を提案します。これはドッキリさせたい人を選んで、視聴者に投票してもらうというものです。ただの投票じゃ、やらないので、クラウドファンディングに近い募金活動をやってもらいます。つまりこの人のドッキリなら見てみたいと。集まったお金は、どこぞの慈善団体に、落とし穴に入った人の名義で寄付してもらいます。さすれば、落ちた人も納得するでしょう。

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