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だからアイドルはバイトもする!芸能事務所に入ると、むしろ生計を立てづらい【現役グラドル経営者・手束真知子】

 次に大きなメリットは、自分のペースで働きやすいこと。事務所のほかのコと自分を比べることもないし、他人を意識してしまうストレスがなくなる。  それに、ある程度仕事をとるコツを覚えてくると、やりたい仕事だけに力を注げるようになります。私の場合、過去にマネジャーさんから舞台の仕事をいただいたことがあるのですが、演技が苦手な私にとってそれはまさに苦痛の日々。稽古場から逃げ出したこともありました(笑)。けど今はそういう仕事を押し付けられることもないわけです。  とはいえ一方で、やっぱりフリーランスでやるデメリットもありますよ。  撮影当日に聞いていた内容と違うことを言われるなんてことも多くて「グラビアDVD撮影の時に聞いていた衣装と違う衣装が出てきた」「聞いていた以上に激しいことを求められ、意見を言えなくてそのまま言われるままに……」なんて話もよく聞きます。  そして、フリーランスアイドルの仕事は書面を交わすなどの契約がないものが多い(額の大きさにもよりますが)。だから、言われていた仕事がなくなったり、言われていたギャランティが違ったり、さらに振り込まれなかったりすることも珍しくないわけです。知り合いのフリーランスアイドルのコは、ユニット活動を10か月間活動して、振り込まれたギャランティがわずか5000円(!?)だったとか。びっくりですよね。  確かにハイリスクな部分はあるけど、それでも自由に活動できることは、実体験からいって大きなメリットになるのは間違いない。だからフリーランスを選ぶコがどんどん増えているんでしょう。どうせ芸能界にチャレンジするなら、自分なりのポリシーを持ってやりたいですしね☆ 【手束真知子(てづか・まちこ)】 ミスマガジン2004(原田桜怜名義)、SKE48/SDN48の元メンバー。現在はフリーランスで活動し、秋葉原でお店「発掘!グラドル文化祭」(http://guradorubunkasai.com/)をオープン。Twitterアカウント「@machi_pie」ブログ「手束真知子のウマくいく法則」(http://ameblo.jp/machi-pie/
ミスマガジン2004(原田桜怜名義)、SKE48/SDN48の元メンバー。現在はフリーランスで活動し、秋葉原でお店「発掘!グラドル文化祭」(guradorubunkasai.net)をオープン。店内では水着のグラビアアイドルが♡むぎゅむぎゅ♡してくれるむぎゅパンケーキが名物として発売中。アイドルユニット「グラドル文化祭」のプロデュースもしている。グラビアDVD「待ちこがれて」「mature」。Twitterアカウント「@machi_pie」Instagramアカウント「@machikotezuka
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