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「40代でガン」をサバイバルする5か条

 闘病期間が長引いて、家計が苦しくなったときは、生活保護に頼るという選択肢も浮上する。 「ただし、『ガンなら申請が通るだろう』と楽観的に考えるのはNG。ガンの患者であろうがニートの若者であろうが、個人の事情に関係なく、生活保護の申請は8割がた断られています。面倒でも、支援団体などを通して申請すべき」  結論。ガンは深刻な病気であるが、いたずらに絶望すべきではない。一方で、職場や行政が必ずしもガンの患者を特別扱いしてくれるわけでもない。そのことを肝に銘じておくべきだろう。 ★「40代でガン」をサバイバルする5か条 ・すぐに会社を辞めない ・「時短勤務」が可能か人事に相談 ・「休職」を望む場合は「文書」で申請 ・退職する場合は、極力「会社都合」で ・生活保護の申請は支援団体を通す 【松沢直樹氏】 ジャーナリスト。非正規、請負などの立場で働く人の労働組合「インディユニオン」執行副委員長として労働相談などのサポートに当たる。著書に『うちの職場は隠れブラックかも』(三五館) 取材・文/江沢 洋 古澤誠一郎 取材協力/エコンテ ― [40代でガン]の実態 ―
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