スポーツ

ニュー・ジェネレーションの“ロイヤルランブル”――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第181回

 メインイベントの変則バトル“ロイヤルランブル”には(1)S・マイケルズ(2)デイビーボーイ・スミス(3)イライ・ブルー(4)デューク・ドロージー(5)ジミー・デルレイ(6)シオニ(前名バーバリアン)(7)トム・プリチャード(8)ドインク(9)クウェング(サヴィオ・ベガ)(10)リック・マーテル(11)O・ハート(12)ティモシー・ウェル(13)ブッシュワッカー・ルーク(14)ジェイコブ・ブルー(15)キングコング・バンディ(16)モー(17)メイベル(18)ブッシュワッカー・ブッチ(19)レックス・ルーガー(20)マンター(21)アルドー・モントーヤ(22)ヘンリー・ガドウィン(23)ビリー・ガン(24)バート・ガン(25)B・バックランド(26)スティーブ・ダン(27)ディック・マードック(28)アダム・ボブ(29)ファトゥー(30)クラッシュの30選手が出場(エントリー順)。  例年は2分ごとのインターバルだった出場選手のエントリーが今大会は“1分弱”に短縮され、試合のスピード化が図られた。ふたつまえの試合でヒール軍団にタイトルマッチを邪魔されたブレットは、11番めにエントリーしてきたオーエン、25番めのエントリーしてきたバックランドをそれぞれ場外で襲い、バトルロイヤルに参加させなかった。  エントリー番号1番として試合開始と同時にリングインしたマイケルズはプリチャード、ルーク、ジェイコブ、ブッチ、モントーヤ、ルーガーを次つぎとオーバー・ザ・トップロープで場外に放り出した。  最後はデイビーボーイがクローズラインでマイケルズを場外に落としたようにみえたが、マイケルズは片足だけを場外に着地させたものの、なんとかリング内に戻り、コーナーで“優勝”を観客にアピールしていたデイビーボーイを背後から襲い、トップロープ越しにリング下に落して優勝。“レッスルマニア11”でのディーゼルとのWWE世界戦へ駒を進めたのだった。(つづく)
斎藤文彦

斎藤文彦

※この連載は月~金で毎日更新されます 文/斎藤文彦 イラスト/おはつ ※斎藤文彦さんへの質問メールは、こちら(https://nikkan-spa.jp/inquiry)に! 件名に「フミ斎藤のプロレス講座」と書いたうえで、お送りください。
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