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「立ちんぼと結婚したい」性欲が強すぎて迷走する中年男の人生

 異常なほど性欲の強い彼だが、快楽だけを求めているのではない。 「小学生から高校生までに、少なくても7回は父親が代わった。しかも籍を入れているのかさえわからない。母親は自分を放任していたからね。だからかな、寂しくてSEXするんだけど、結局、相手を信じられず、終わっちゃうのは」  “母性の愛”を渇望する彼は、それをSEXに見いだした。だが、その欲望が尋常でないほど強く、彼の頭の中は“やりたい欲求”で常に満杯。中には依存症を疑う声も。 「SEX依存症だろうね。けど、病院には行かない。性欲を失ったら自分という存在が否定されそうで怖いからさ。こんな俺のことを周囲は“迷走している”と言うけど、俺自身、そんな実感はないかな。むしろ、楽しんでいるくらい。ただ今後、確実に体は衰えていくから、性欲に耐えるだけの体を維持できるか。それだけが心配かな」  “迷走人生”から脱け出せなくても、それを楽しむ心があれば、それはそれで幸せなのかもしれない。8/23発売の週刊SPA!では「漂流社会 中年の危機」と題した特集を組んでいる。ハイジアの鷹氏の例は極端だが、迷走している中年はことのほか多い。自覚のある方はぜひご一読を。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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週刊SPA!8/30号(8/23発売)

表紙の人/ 土屋太鳳

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