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ベンチャー投資で年収1億円。「エンジェル投資家」が重要視するのは起業家の人柄

 右肩上がりの経済成長はとうに終え、低成長時代に突入したニッポン経済。それでもバブルのごとく稼ぎ倒す強者は、少数ながら存在する。彼らは常人と何が違うのか――新型富裕層に秘密のスキームを直撃した! <玉井俊太郎さん(仮名・51歳)…年収1億円/エンジェル投資家> 外資系銀行をアーリーリタイア。個人ファンド運営と並行して、将来性のあるベンチャーに積極的に投資。人脈はもとより、学生時代にカリスマ家庭教師の異名を取った熱血指導によって大型IPOを成功させている

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「ベンチャー投資に関しては、主に人脈を生かした資金調達面でのサポートを担当しています。実務に明るい仲間がいるのも強みだね。ただ、若者のエネルギーに触れることが喜びで、エグジットするかどうかは正直二の次だよ」  欧米人並みの大げさな身振りで高らかに笑う玉井俊太郎さんは、起業間もないシード、起業後2~3年といったアーリーステージのベンチャー企業に投資を行うエンジェル投資家だ。玉井さんのもとには年間約100案件が持ち込まれるというが、その中で実際に投資に至るのは十数社。さらに上場やM&Aによってリターンを得られるのは10%程度。正直、あまり効率が良いようには見えない。ところが、過去にネットベンチャーを資産価値100倍以上にして売却した経験のある玉井さんは強気だ。 「1000万円強の投資を10社にしたとして、1社が100倍になれば9億円のプラスでしょう!」 エンジェル投資家
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