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ジムに行ってるのにお腹ぽっこり…「ジムデブ男」の“自分に甘い”1日を追ってみた

 長きに渡って続くフィットネスブーム。特許出願技術動向調査等報告によると、国内のフィットネスクラブの売上高はここ5年ほどのあいだ、4000億円強で推移している。そして、この長いブームの裏には、一念発起してジムに入会したものの1週間、1か月と続けたところで継続を諦め、再度挑戦するもまた挫折…を繰り返している人が多いということを忘れてはならない。

自分に甘いジムデブ男

ジムデブ男は30代に多い。メタボを気にしてジムに通うも食事制限が甘く、太るいっぽうだ

 するとどうなるか。脂肪が燃焼するでもなく中途半端な筋肉を兼ね備えて、以前よりむしろデカく見えてしまうという悲しい結末が待っている。そうした男たちのことを、かつて「ジムデブ男」と呼んで紹介したが、本記事ではそんなジムデブ男たちから聞いてわかった、彼らの典型的なワキの甘い一日を紹介しよう。  もし自分がジムデブ男に当てはまっていれば、今からでも遅くない。生活習慣を改めてみることを検討してもいいのかもしれない。

朝ジムで腹筋運動を避ける、昼はもりそば

6時:自宅…普段はギリギリに起きてしまう毎日でも、早朝目覚めることができた日には、毎月1万円程度の月謝を払っていることを思い出し、慌ててジムへ。行ったのは良いが、朝から辛い負荷はかけられないとばかりにツラい腹筋運動を放置し、取り組みやすいベンチプレス&ルームランナーにふけり満足感を得る。そしてその後はシャワーを浴びて気持ちよく出社。この時点ですでに甘さが露呈している。 10時:オフィス…出社したあともしばらくは「意識高いモード」が続いているため、軽食として選ぶのはプロテインバーと牛乳。筋肉には良さそうだが、さきほども言ったように大きな筋肉を動かす運動をしていないため、さほど効果はない。むしろ余分な糖質を得ているだけとなる。 12時:オフィス近くの飲食店…そのモードは依然続いているため、パスタやサンドイッチといった炭水化物は抜くという気概は見せるが、チョイスするのはカロリーも少ない「もりそば」。そこではつゆが糖質豊富とわかっているのだが、「朝運動したからOK」という謎の理論によって自らプラマイゼロへ持っていく。
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残業メシのコンビニがダイエットを遠ざける
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