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動物のなかで野良猫とのふれあいがより幸せを感じやすい!?

 大企業の経営悪化に未成年の自殺など、暗いニュースが目立つ現代。実態以上に幸せを感じづらい中、些細なことで幸福感を覚えてる人も存在する。こうした些細な幸福感の積み重ねが、日常のストレス緩和に役立っているらしい。そこで今回、インスタントな幸福感のメカニズムを明かし、いつでも超手軽に幸福になれる方法を探ってみた!

愛情ホルモンの幸せは、触れ合いとリラックスがカギ

野良猫

猫の愛らしさに癒やしたっぷり

 ドーパミンエンドルフィン系が「アッパー」なインスタント幸福だとするならば、穏やかな幸せを得るために重要な鍵となるのがセロトニンやオキシトシンといったホルモンだ。 「オキシトシンは愛情ホルモンとも言われ、人と人との触れ合いで心地よい状態になることで分泌が促されます。エステやマッサージなどで感じる幸せです」(脳生理学者で東邦大名誉教授の有田秀穂氏)

野良猫との触れ合いに挑戦してみる

野良猫

なかなか触らせてはくれない……

 とはいえ、心地よい語らいや触れ合えるパートナーなどいないという人もいるかもしれない。そんな人には、次のことでも大丈夫だ。 「野良猫が触らせてくれると癒やされますね~」(32歳・事務)という声があったように、動物との触れ合いはオキシトシンを出す重要なファクターだ。  特に、相手が野良猫とあれば、普通は簡単に触らせてくれないこともあり、「予測以上の結果になると報酬予測誤差によってドーパミンが分泌され、幸福感がプラスされる」(脳科学者で諏訪東京理科大教授の篠原菊紀氏)可能性がある。  またオキシトシン同様、癒やし系であり、アゲアゲのドーパミン系を抑制する働きを持つのが、セロトニン系の幸福感だ。  目標設定をして、その達成に向かってやる気を燃やすのがドーパミンなら、セロトニンは無理をしないで平常心で過ごすのが分泌させるためのキモ。
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