スポーツ

投手交代の回数制限!? メジャーリーグのルールが大きく変更されるかも

 しかし、これは大きな問題ではない。マンフレッド氏は、より試合の時間を短くしたいのだ。例えば「投手交代の回数制限」は、回の終盤にブルペンから投手がマウンドに登り、投球練習を初め……という一連の動作を省略できる。また、マイナー選手が参加する秋季リーグ(アリゾナ・フォールリーグ)などですでに導入されている「投球間隔を20秒に」するルールは、明らかに試合時間を短縮させるだろう。  マンフレッド氏は、野球が嫌いなわけではない。彼は、有識者たちにこの40~50年でスポーツのルールがどう変化してきたのか、プレゼンテーションをしていた。例えば、日本でもパシフィック・リーグが起用しているDH(指名打者)制度は、メジャーリーグで1973年に導入されたルールだ。試合に出場するにも関わらず守備につかない役割など、当時は考えられなかったはずだ。  今回のルール改正がどう試合に影響していくか、明瞭ではない。だが、2016年に導入された日本のコリジョンルールも、元々はメジャーリーグで起きた衝突事件が発端だった。今後、こうしたルール改正は日本にも強く影響を及ぼすかもしれない。 取材・文/石橋和也(Far East Division) photo by Arturo Pardavila III via flickr
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