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PPV新企画“イン・ユア・ハウス”ブレットVS白使――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第189回(1995年)

Photo Courtesy of Jinsei Shinzaki

日本人メジャーリーガー、白使HAKUSHI(新崎人生)がPPV“イン・ユア・ハウス”でブレット・ハートとシングルマッチで対戦。いまだったらもっともっとビッグニュースになっていたはずだ。(Photo Courtesy of Jinsei Shinzaki)

 WWEのPPV(ペイ・パー・ビュー=番組ごとの視聴契約による有料放映プログラム)がそれまでの年間5イベントから年間9イベントへ拡大されたのは1995年。ミニPPV路線第1弾として“イン・ユア・ハウス”(ニューヨーク州シラキュース、オナンダガ・カウンティー・ウォー・メモリアル・センター)が開催されたのは4.2“レッスルマニア11”からちょうど6週間後のことだった。  5.14“イン・ユア・ハウス1”のラインナップは“ヒットマン”ブレット・ハート対白使(新崎人生=みちのくプロレス)、レーザー・ラモン(スコット・ホール)対ジェフ・ジャレット&ローディーのハンディキャップ・マッチ、メイベル対アダム・ボム、オーエン・ハート&ヨコヅナ対スモーキング・ガンズ(バート・ガン&ビリー・ガン)のWWE世界タッグ選手権、ブレット対ジェリー・ローラー、ディーゼル(ケビン・ナッシュ)対サイコ・セッドのWWE世界ヘビー級選手権の全6試合。  WWE世界王座をめぐる闘いのドラマからあえて距離を置いたブレットは、この日、オープニング・マッチとセミファイナルの2試合に出場。そのポジションがあくまでも“別格”であることを観客に強く印象づけた。
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ブレット対白使のシングルマッチは…
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