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東京駅から28分!都心からもっとも近い「ローカル線・鶴見線」はここが楽しい

扇町駅:工場萌えにはたまらない

 鶴見線本線の終点駅である扇町駅は、私鉄・鶴見臨港鉄道時代から、旅客線の線路と貨物船の線路とに挟まれた構造となっており、現在も閑散とした貨物ヤードが見える。  駅から2、3分ほど昭和電工川崎工場の方向に歩いて行くと、工場好きにはグッとくる美しいパイプラインなどが見られるが、周辺の道路は大型ダンプやトラックがひっきりなしに行き交うので、散策の際は注意。「テロ対策警戒中」「火気厳禁」といった看板がそこかしこに見られ、川崎工業地帯の中でもディープな雰囲気が漂っている。また、東側の敷地には東亜石油の巨大な製油所があったが、2011年に経営合理化で閉鎖された。  鶴見線沿線には事業所ごとに社員食堂があることもあってか飲食店が少ないが、扇町には定食屋さかゐ食堂が店を構えており、モノ好きな観光客や付近で働く人の胃袋を満たしている。扇町の地名は京浜工業地帯埋め立ての功労者、浅野総一郎家の家紋が扇であったことに由来するとのこと。  散策で小腹が空いたときはディープな定食屋で腹を満たすのもアリだろう。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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