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現役の週刊誌記者が暴露「スクープはこうして撮る」――張り込み、尾行、事務所にスパイを送り込み…etc.

C記者:あとはイベントや打ち上げ帰りを張り込んでそこから追いかけてみたり。情報がまったくないゼロの状態から、スクープを狙うこともザラですから。 B記者:一時期、某週刊誌が国民的アイドルグループのスクープを連発してたじゃないですか。あれは、張り込み&追跡専門の大学生アルバイトを日当5000円~1万円くらいで雇って、毎日秋葉原の劇場を張り込ませてゲットしてたって。 ――人海戦術ですね。 A記者:でも彼女たち、今じゃもう張り込まれ慣れちゃって警戒心がすごいらしいですね。ちょっとでも怪しい車や人影がいたら、写メを撮ってメンバー同士のグループラインで「この人たちに注意!」って回しまくっているとか。 B記者:彼女たちの成長(?)に対抗して、取材側も車種や張り込みチームを特定されないように頻繁に変えているみたい。お互いに切磋琢磨しまくって、今じゃ張り込む方も張り込まれる方も相当のレベルに達しているようですね(笑)。 D記者:あとは定番だけど、タクシーの運転手が結構情報を持ってるね。 A記者:不景気で乗客も少ないからか、平日の終電過ぎの運転手はとくによく喋ってくれますよ。身分を隠してノリよく突っついてみたら、硬派で売ってる大物歌手Nと大河ドラマ主演女優Aの自宅前まで案内してくれました。 B記者:観光ツアーじゃないすか(笑)。 A記者:ほかにも就職に失敗した大学生をコネで捕まえて、芸能プロダクションに“スパイ”として送り込んだり。入社試験に受からなかったり、入ってもすぐ辞めちゃうことが多いですけど、いくつかの大手プロダクションにはすでに週刊誌記者に定期的に内部情報を密告するスパイがいるらしいですよ。 B記者:まさにゲスの極みですね(笑)。 C記者:でも、スクープってこっちが努力してるから降ってくるものでもないですよね。僕なんか、張り込みをサボって秋葉原でフィギュア眺めてたらお笑い芸人のDのボケ担当のデート現場を目撃しちゃって。
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そのまま追いかけたんですか?
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週刊SCOOP!

映画には一瞬しか出てこない「【静】と【野火】が追いかけた衝撃のスクープ記事」を、袋とじ企画として独占掲載


SCOOP!

『バクマン。』の大根仁監督・脚本、福山雅治主演によるカメラマンと記者の物語。

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