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現役の週刊誌記者が暴露「スクープはこうして撮る」――張り込み、尾行、事務所にスパイを送り込み…etc.

――そのまま追いかけたんですか? C記者:それがめちゃくちゃ迷ったんですよ。だってもし編集部に伝えたら「何でこの時間にそこにいるんだよ」ってサボってることがバレちゃうじゃないですか。でも目の前のネタを見逃すこともできない……。結局カメラマンを即効手配してもらって、スクープ撮りましたけど。 D記者:そんなときは「知り合いから情報が入って駆け付けたんです」とか適当なことを言えばいいんだよ(笑)。結果オーライなんだから。 C記者:まあね。その後「お前あのときサボってただろ」って突っこまれたけど「まあまあ(笑)」で乗り切った。 B記者:でもときどき、我々週刊誌記者よりも熱狂的なファンの方が情報持ってたりしますよね。引っ越したばかりのアイドルの自宅を、何週間もかけてやっと探し出したら、すでにファンが電柱の影にいたりするから。 D記者:あの情報収集能力は本当にビックリする。どこで仕入れているんだか。 A記者:男性アイドルの事務所とかだと、ファングループの中でメンバーそれぞれの担当が割り振られて、ローテーションで自宅を見張ることもあるそうですよ。「変な虫が付かないように」って。だから地道に自宅を探すより、熱狂的なファンを一人取り込んだほうがよっぽど早い。 C記者:ほかにも、いまはツイッタ―やブログで、ご丁寧に芸能人の方から「昨日〇〇でご飯食べた」とか、「これから新幹線で東京に戻りま~す」とか情報教えてくれるじゃないですか。あと自宅のベランダがちょっと写ってたり。 B記者:ちょっとの情報でも、我々は割り出しますからね。タイルの素材とか雰囲気とか、大体「この地域か」と目星がついてれば簡単に自宅もわかる。 A記者:本当に最近のSNSの浸透ぶりはありがたいですよね。  このほかも、覚せい剤で逮捕される前の元プロ野球選手Kを取材していた当時の裏話や、大物芸能人夫婦の自宅での騒動など、ここだけで明かす暴露話が……。その詳細は9月30日発売の「週刊SCOOP!」に詳しく載っているので、ぜひチェックしてほしい。 <取材・文・撮影/日刊SPA!取材班>
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週刊SCOOP!

映画には一瞬しか出てこない「【静】と【野火】が追いかけた衝撃のスクープ記事」を、袋とじ企画として独占掲載


SCOOP!

『バクマン。』の大根仁監督・脚本、福山雅治主演によるカメラマンと記者の物語。

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